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胸を貸して ページ6

「、、、芹沢、、、?」



ドアの所に、土方君が立っていた。


どうやら、部活の帰りらしい。




「お前、どうした、、、?」


「え、ううん、何でもない。」




私は慌てて涙を拭くと、自分の鞄を掴んだ。



「じゃ、又ね。」



そう言って廊下に出たが、


涙はなかなか止まらなかった。


泣きながら廊下を歩いていると、


土方君が隣に来てハンカチを差し出す。



「ホラ。」


「、、、、、。」


「良かったら、胸貸してやるぞ、、、。」


「土方君、、、。」



暗い廊下で


しばらく土方君の胸をかりて泣いた。



どの位そうしてたかわからないけど、


彼は黙ってずっと私の髪を撫でていてくれた。



「、、、ごめん、ありがと、、、。」



少し落ち着いた私は、気を取り直して笑顔を作る。



「無理に笑うな。気持ち悪ィ。」


「、、、、、。」


「何があったか知らねぇけど、どっかで晩飯でも食って帰るか。」


「、、、付き合ってくれんの?」


「何か、一人で帰すの心配だし、な。」


「フフフ、、、相変わらず優しい。」


「そういう事言うのやめろ。俺の事、バッサリふったクセによ。」


「もう。それ、いつまで言われんだろ、私。」


「さぁな。」

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有紗 - 右に同じww小説私も書いてアップしたいんだけどーじかんがないww早く高校生になりたいぃ( ̄▽ ̄;) (2014年3月16日 14時) (レス) id: f9532242c5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 有紗さん» 私、2次元依存すぎて、3次元うまくいかない人(>_<) (2014年3月16日 9時) (レス) id: 8da7a19a4e (このIDを非表示/違反報告)
有紗 - 高校生と付き合ってる友達も居ますよぉ(笑)あーー( ̄▽ ̄;)リア充してぇww沖田さんみたいな人いないかなあ(笑) (2014年3月16日 9時) (レス) id: f9532242c5 (このIDを非表示/違反報告)
有紗 - 合コンとかいけば出会えるんじゃ(笑)あ、私今好きな人いますよー。沖田さんでーす(笑)←ヤバイヤバイww (2014年3月16日 9時) (レス) id: f9532242c5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 有紗さん» エエッ( ; ゜Д゜)女子校はナイナイ・・・ (2014年3月15日 21時) (レス) id: 8da7a19a4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chatnoir | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/4d702450551/  
作成日時:2014年2月25日 7時

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