闇の扉~保健医・沖田総悟~

精神的休息 ページ24

沖田先生への思いが


経ちきれないまま夏休みになり、


私は土方君と一緒に予備校の講習に


通う日々を送っていた。



「なぁ、たまには気分転換に遊びに行かねぇか。」


「遊びにかぁ、、。」


「こう毎日勉強ばっかじゃ、正直気が滅入る。」


「確かにね。ま、一日くらいいっか。」




そんなワケで、私達は映画を見た後食事でも


しようと街をブラブラしていた。



「あ、、、、？沖田じゃねぇの、アレ。」


「、、、、、！」


「彼女か、、、。」


「、、、みたいだね、、。」





あの人はこの間の---------


やっぱり付き合ってたんだ。



「あっち、行こ。」


「ん、あぁ、、。」



私は会いたくなくて、土方君と違う方向へ歩く。



「アイツ、やっぱ彼女いんだな。」


「そりゃ、、、いるだろうね、、、。」


「お前、、、ショック受けてんのか。」


「別に、、、あの人、前に保健室で会った事あるから。」


「保健室で？」


「うん、、、。」


「ま、お前には俺もいるしよ、、、そう落ち込むな。」


「え、、、又無自覚、、、」


「あ？」


「ううん、こっちの話。」


「、、、じゃ、景気付けにカラオケでも行くか。」


「え？でも土方君、カラオケ好きじゃないでしょ？」


「まぁ、、、でも今日は、付き合うぜ。」


「、、、やっぱ優しい。」


「ホラな。フらなきゃよかっただろ？」


「ハハハ、、、ホントそうだよね、、。」

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