vs阪神 ページ2
MLB選手たちの出場が解禁となった強化試合一試合目。侍ジャパンのスタメンには、ヌートバー、大谷、A、吉田と4名のMLB所属選手が名を連ねた。
打撃練習で人々を虜にした大谷であったが、もう一人会場を盛り上がらせた人物がいた。
「うわ、人いっぱい……」
お世辞にも無邪気な瞳とはいえない、どちらかと言えば怯えた様子で姿を現したAは会場の雰囲気に圧倒されていた。まだ本番ではないのにこの盛り上がり。自分の存在が何だか異質に見えてきた。
一足先に打撃練習をしていた大谷は、Aの姿を見つけるなり動きを止める。そのまま手招きをしてAを呼ぶが、Aは首を横に振って拒絶した。
「Aきなよ」
「遠慮しとく」
「は？なんで」
「怖いもん…」
頑なに拒否するAに痺れを切らし、大谷はそのままAの腕を掴んだ。大谷との絡みに会場からは声が飛び、阪神側もスターの二人に目を輝かせる。
「生のA君や…！」
「可愛い」
「小柄で何であんな打てるん？」
「バッティング練習してくれるんかな」
「翔平、俺やだよ」
「やだじゃない！」
「いやあんなバッティングの後に打ちにくい…」
「Aなら大丈夫」
どうしても大谷はAを打撃練習に参加させたいようだった。どんなに断っても大谷は譲らない。ならばさっさと打ったほうがマシだと悟ったAは渋々バットを手にした。
「俺のAはこんなに凄いんだって分からせたいんだよ」
「そんな事しなくていいのに…」
打席に立ったAに視線が集まる。誰もがその様子を見守り、次の瞬間には豪快な打球音と共にボールが高く上がった。湧き上がる会場、ヤバいヤバいと口々にする選手たち。満足そうに頷く大谷。
「流石じゃん」
大谷が頭をわしゃわしゃと撫でれば恥ずかしそうに目を合わせる。少しだけ嬉しそうにしつつも、��皆見てるからやめてよ��と呟くAに愛が爆発し、大谷は思いきり抱き締めた。
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名無しの作兵衛(プロフ) - ゆうさん» そういえば帽子でしたね💦忘れてました！ありがとうございます (4月5日 6時) (
レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 細かいことすみません💦💦守備の時はヘルメット被らないんですよ！！細かくってごめんなさい🙇🏻♀️🙇🏻♀️ (4月5日 0時) (レス) @page11 id: b3677bafaa (このIDを非表示/違反報告)
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