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監督生の言葉にカリムは再び下を向いてしまう。
カリム「そうだ...そうだよな、本当に俺のせいだ...本当ならジャミルは俺の事を裏切ったりなんかするわけないんだ...」
『...』
おいやめろカリム・アルアジーム。お前このビキビキと青筋の浮かんだ監督生の顔が見えんのかバカチンが。
どいつもこいつもつくづく監督生の地雷を踏みおって。
未だ下を向きブツブツと懺悔を繰り返すカリムの元に、監督生が近づき...
フロイド「(あー、なんか面白い予感...)」
＿＿＿＿バシィッ！！！！！
「「「！！？」」」
＿＿＿＿思い切りカリムの頬を殴った。
フロイド「ぶふっ...まってクラゲちゃん強っ...」
しかしこんな時まで空気を読まないのがフロイド・リーチである。
『＿＿＿＿立て。カリム・アルアジーム。』
カリム「へ...」
『その信頼が今回の件の原因だと言ってるんだ。自分が悪い自分が悪いと決めつけて、物事の本質を見抜けない。そんな愚か者が人の上に立てるものか。
いつまでもそうやって蹲っているだけなら、私がジャミル先輩の首の骨を蹴り砕いてこの件は終わらせる。』
監督生の言葉にカリムはハッと目を見張る。厳しい言葉だ、けれどそれは全て図星だった。
監督生はカリムから目をそらさない。張り詰めた緊張感からか、無意識にゴクリと喉を鳴らした。
『...今、貴方が1番にすべき事はなんだ』
今、自分が1番に取るべき行動は。
カリム「...っジャミルのオーバーブロットを止めて、「裏切り者！」って、ぶん殴る。」
監督生の真っ直ぐな瞳がカリムを射抜く。
ニヤリ、監督生が不敵に笑う。
『うん、その通り。...じゃあ、行きましょう。』
星空の下に照らされる彼女の笑みは、彼らの瞳にこの世の何よりも美しく映った。
(主君であるならば、誰よりも傲慢で寛大でありなさい。)
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れな(プロフ) - 最高ですめちゃくちゃ好きです。終わりになってるけど良ければ更新していただけると嬉しいです！完結までついていかせてください (6月5日 6時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - すごい好きです。神作ですね。更新頑張って下さい。応援してます。出来たらケイ監pink見たいなーとか思ってます…… (2022年8月29日 21時) (レス) @page18 id: 964413f5ab (このIDを非表示/違反報告)
神崎さんです。@群青隊(プロフ) - うひょ...久しぶりの更新ありがとうございます...朝からいいもん見たな... (2022年2月20日 6時) (レス) @page15 id: 3b267ff761 (このIDを非表示/違反報告)
りんゆ - 監督生ちゃん好きです…ドタイプ…続き楽しみにしてます〜！ (2021年5月18日 21時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
碧生(プロフ) - 監督生ちゃん…色々と凄い(悟り)主様のペースで更新頑張ってください！！ (2021年5月16日 20時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2020年10月27日 23時
