椿と葵 (ページ3)

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記憶ページ3

6月8日夜11時59分誕生。
獅子矢家
優「可愛い我が子，でしょ恭二さん？」
恭「あぁ，目は俺にか？」
優「そうね笑」

雲龍家
理「私の子……返して」龍「呼べ，」美「はい。」
理「お願いっ一度だけでも抱っこさせて、」
龍「連れて行け」美「はい……ごめんね姉さん」

下っ端「大変ですっ獅子矢恭三郎が」
恭三「殺せー皆殺しだぁ」

3年後……
獅子矢家

優「おいで，こっちよ」？「ママー」
優「あら，パパが帰ってきたわよ。」
恭「ほらこい、葵っ」葵「パパー」

美「早く起きなさーい」？「ママー」
美「相変わらず早起きね笑」？「えへんっ笑」
美「保育園行くわよ椿。」？「はぁー」

それから7年後……10歳になった2人。

龍次郎
「今日，右にいる獅子矢と結託を結んだ。」

恭三郎「私の孫も居る。紹介なさい。」

恭二「はい。紹介なさい。」
葉子優香「「はい。」｣

葉「正妻の葉子です。そして」
正「長男の正明です。」

優「内妻の優香です。そして」
葵「葵です。」

龍次郎「お前らも挨拶を。」

龍「はい。雲龍家次男組長雲龍龍秋」

龍「龍也と申します。正妻麗子の長男です。」
華「同じく長女の華夜と申します。」

菖「内妻の菖と申します。」
桐「同じく次男桐と申します。」
百合「百合と申します。」

美香子「本日は,お招きありがとうございます。
雲龍家長男龍郎の正妻美香子と申します。」

※心の声は,このカッコです。→()

華夜(あの子？どこかで見た事がある。)

桐(ヘマするんだろうなぁ)

百(平民のくせに笑)

椿「本日は，よろしくお願いいたします。
恭三郎様今日は，
75回目のお誕生日おめでとうございます。」

恭「！？ははは笑いい子だな。私の息子でも
誕生日を覚えておらん笑ここに来い。｣

正(！？何でアイツが……)

椿「失礼します。暖かいですね笑」

恭「そうかそうか，これからよろしくな。」

龍「よしじゃあ皆よ騒げっ」

幹部下っ端「はいっ笑」

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いつの間にか，
こんな楽しい日々は終わっていた。

皆よ，黙祷……

皆，黒いスーツに黒のワンピース
美香子さんは，泣いていて。
悔しそうな顔をしている人もいる。

2017年6月8日俺と葵の17歳の誕生日の日
俺の祖父雲龍龍次郎と葵の祖父獅子矢恭三郎
永眠。79年と82年の歳月だった。

これで，邪魔者は居なくなった。
俺は，隠れて葵と手を組んだ。

復讐の始まりだ。