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入学パーティ・2 ページ5

((………え…待って待って。ゲームでの私の立ち位置ってヒロインの味方なの?))

それに気づいた私は入学式どうこうよりもこちらに思考がシフトした。そりゃあこれからの学園生活に関することなんだから当たり前だ。



入学式の間考えて、ある結論に至った

『原作がなんだ!私は私!私のやりたいようにやってやるわ!』

ソフィア「何を言っているんですか?ほら、早くパーティの準備をしましょう!ティアラローズ様もお待ちですよ!」

『せっかくの社交界デビューだと言うのにエスコートしてくれる人が居ないなんて…恥ずかしいわ…』

ソフィア「そんなことはありません!アナスタシア様がフリーだと周りに見せつけて素敵な殿方をゲットしましょう!!」

『うぅ…』

ティアお姉様の選んでくれた、青地のドレスに身を包み会場へ向かう。

ソフィア「素敵ですアナスタシア様。私はここまでしかご一緒出来ませんが、頑張ってくださいませ」

『ええ、ありがとうソフィー』

扉の前に居る衛兵は私をみて頭を下げる。

『ご苦労さまです』

衛兵が立派な扉を開けて中に入る。

「アナスタシア・ラピス・クラメンティール入場」

そうアナウンスが入り、皆が一斉に私に視線を向ける。私はその視線に答えるように1度ドレスの裾を持ち上げ礼をする。

「あの方がティアラローズ様の妹さん?ティアラローズ様に似て美しいわ…!」

「今回が社交界デビューらしい」

「婚約者が居ないと聞いたが、ぜひ家に欲しい」

会場は一気に私の話で持ちきりとなる。そんな私の元へティアお姉様とハルトナイツ様がやってきた。

ティアラ「アナスタシア、この度は入学おめでとうございます」

ハルト「俺からも言わせてくれ、入学おめでとう。見ない間に大きくなったのだな」

『お二人共、私のためにありがとうございます』

お辞儀をするが、どうもむず痒くてその場から去りたい気持ちだ。

ティアラ「そうだ、あと少しでダンスが始まります。どなたか素敵な方と踊ってはいかがですか?」

『…ダンスですか…』

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ポウ(プロフ) - また更新してほしいです。楽しみにしてます! (1月25日 22時) (レス) id: 4b00597d9c (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 更新楽しみにしています!頑張ってください(*´艸`*) (2021年7月26日 1時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
sandklove27(プロフ) - 好きです!夢中で読んでて睡魔も忘れ夜更かししてしまいました!続きが楽しみです(^ ^)更新楽しみに待ってます!! (2020年8月16日 23時) (レス) id: 31853c290c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - 続きが楽しみです。2でお願いします。 (2020年6月14日 10時) (レス) id: 7f3ea4f68c (このIDを非表示/違反報告)
ゑる(プロフ) - アンケートにご協力いただきありがとうございました!!近々続きを投稿します! (2020年4月11日 15時) (レス) id: 7fc3612902 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゑる | 作成日時:2019年9月15日 12時

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