貴女と椿が夫婦になった件 (ページ6)

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一日目　※貴女目線ページ6

椿「ねえねえ！キュウナ～♥️今日のご飯は何～？」ﾃﾞﾚ―
あなたはいつも私にデレデレしてるのね？

それじゃあ、付き合っていた頃と余り変わらないじゃない...
まあ、そこが可愛いんだけど...

私は、少し離れてもらおうと思い椿に言った
貴『ちょっと、あなた～？今は、料理中だよー？構うなら、後にして～？ねっ？』

うわ...なんか私、背が低いから上目遣いみたいになってる...
絶っ対引いたよね...って、あれ？なんで顔赤いの！？

ていうか、なんか言いたそうだね～...
少しの沈黙の後、椿が言った
椿「ごめんごめん...今日のご飯は何かな～？って思って...」

な～んだ、朝御飯の事か...
私はニッコリ笑って言った
貴『今日はね～？あなたの大好きなお稲荷さんだよ～♪』

やっぱり、この「あなた」って言い方慣れないな～...なんか恥ずかしい...ていうか声、裏返ってないよね？うまく言えたよね？

でも、凄いよ...朝御飯がお稲荷さんって知ったとたん、天井に頭ぶつけるぐらいにジャンプして喜んでるもん...

そんなに好きなんだ...フフフ
貴『さあ、あなた？早く席に座ってください？早く座らないと、あなたの分のお稲荷さん...私が食べちゃいますよ？』

私は冗談混じりにそう言った
そしたら、「それはダメ！」って言いながら、慌てて席に着いた...

ほっぺをぷうっと膨らませながら、私とお稲荷さんを交互に睨んでる...
冗談で言ったから、本当に食べやしないよ...
性格と精神はまるっきり幼稚園児だな～←

でも、すぐに笑顔になって私が席に着いたと途端、私の顔をまじまじと見ながら、朝御飯を食べている...
ていうか、まずニヤつかないで...ちょっと怖い...←

今日の朝御飯は暖かい味噌汁に、稲荷寿司...
ごくごく普通の昼食だ(彼からみれば朝食)
そして、あっという間に会社に行く時間になった