新人ライバーは帰国子女の愛されです (ページ13)

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話し合いの末

社さんがトイレに入っている隙に私がピッキングでドアを開けてこっそり忍び込むことになった

笹木「ルーちゃん開きそう？」

『このくらいなら余裕』

黛「頼もしいな」

カチャッ……

『お、開いたね』

笹木「よっし、じゃあおじゃましマース！」

『ずっと思ってたんだけどさ…』

黛「なに？」

『これ不法侵入……』

黛「気にしたら負けだよ」

『そだネ……』

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社さんの家に入った私達は

いつも通りのソファーの部屋で社さんが出てくるのを待った

笹木「暇やねぇ」

『なんかやる？』

黛「なんかって何やるの？」

笹木「しりとりやろうか」

『無難だね』

何気なく始まったしりとりだが

大人のしりとりは子供のものとは違って結構長い

語彙が子供の頃より多いからね

笹木「アルキメデス」

『スケジュール』

黛「ルーマニア」

笹木「黛！ア攻めるすんなやぁ！！」

『黛強いね』

黛「まぁ、施設の子とよくやってるから」

結構白熱しているが

社さんもう後ろにいるんだよなぁ

まぁ、状況が理解出来なくて放心状態だけど

社「お前らなんで居んの？？？」

『あ、社パイセン』

黛「お邪魔してます社パイセン」

笹木「社ぉおお！！アから始まる言葉なにぃい！？」

社「状況を説明しろやァァ！！！」

おぉ、すごい迫力

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社「えっとつまり…黛がハッキングして家のドアはルーイントがピッキングで開けた…と？」

笹木「そうやよ？」

黛「どこか不思議なとこあった？」

『ないと思うけど？』

社「いやいやいやありまくりだけど？？」

え？だって黛のハッキングは前見たんでしょ？

何がそんなに不思議なんだろ

社「黛は何でまたハッキングしてんの？前乗り気じゃなかったよね？？」

黛「ルイさんに頼まれたから…」

社「ルーイントも何でピッキング出来んの？？君ほんとに大学生だよね？？」

『やったらなんか出来たので…』

社「もう嫌この子達ｯ！！！！」