魔と人間のハーフの子(3) (ページ27)

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〜そして翌日〜

『行きたくなさ過ぎて消えそう……』

長尾「まぁまぁwんな落ち込むなって」

『でもさぁ…(泣)』

弦月「きっと大丈夫だよ」

『うぅ……』

二人はこう言ってるけど

私の仕事絶対溜まってるよ…

机の上にこう…ドサー！！っとさ………

長尾「んじゃ、俺らこっちだから頑張れよ〜」

弦月「無理しないようにね〜」

『はーい……』

あぁ、ヤバい…今すぐ回れ右して帰りたい

目の前のドアを開けることに体が拒否反応を起こしている…

でも…これ以上休んだら溜まる一方かなぁ……

仕方ない…

ガチャｯ……

『おはようございま…す』

佐々木「ｱ…月尾田ｻﾝ…」

石井「ｱｧ、ｿｳ言ｴﾊﾞ出勤今日ｶﾗﾀﾞｯﾀﾈ」

うわぁ……

なんかすっごいデジャブを感じる…

『えっと…』

渡辺「元気ｿｳﾃﾞ良ｶｯﾀﾖ」

『言ってる場合？』

全員声カッスカスですやん

真柴班長…どんだけ仕事持ってきたんだ……

飯塚さんに関してはもう息絶えてない？

『飯塚さん…生きてます？』

飯塚「ｱ、ｱｧ…大丈夫ﾀﾞ」

『いや、絶対大丈夫じゃないですよね』

私は前と同じように鉄扇を使って四人を回復させ

給湯室で珈琲を作って持っていた

『少しは楽になりました？』

石井「うん…ありがとう月尾田さん」

佐々木「月尾田さんも、もう問題なさそうですね」

『はい、ご迷惑おかけしました』

飯塚『いやぁそれにしてもビビったぜ、祓魔師の長尾さんだったか？その人がぐったりした月尾田のこと抱えて来た時はなぁ』

渡辺「そうそう、甲斐田さんや官吏の弦月さんと三人で血相変えて来たんですから」

『いや…ほんと…すみません』

佐々木「良いんですよ、でももっと自分の体を労わって下さいね」

『肝に銘じておきます…』

うぅ…皆に同じこと言われるなぁ

でもそれくらい私傍から見たらは危なかっかしいってことか…

佐々木「あぁ、そうだ一つ言い忘れていましたね」

『エッ…まだなにか……』

佐々木「おかえりなさい月尾田さん」

『…え』

飯塚「おかえり」

石井「おかえりなさい！」

渡辺「おかえりなさい」

『……はい！』

ただいま戻りました