おっさんがちびっこになった件について。ぱーとちゅー！

ごじゅうさんであります！ ページ10

宮田side



俺たちは今、箱根神社に参拝をしにきた。



なんでも、ここは有名なパワースポットらしい。



宮｢ちゃん玉！心が洗われるねー♪｣



玉｢そうだな｣



カランコロンと綺麗な下駄の音を響かせて歩く。



横を歩く玉はメガネとハットが良く似合っている。



玉｢キスマイがもっと羽ばたけるようにってお願いしていこーぜ｣



お賽銭をして2人で手を合わせた。



宮(キスマイがこれからももっとたくさんの事にチャレンジしていけますように)



ぱっと顔を上げて隣をみると、まだ玉が手を合わせていた。



少しして玉が顔を上げて俺をみた。



宮｢長かったね｣



玉｢いや、お願い事を3回唱えたら叶うかなって笑｣



宮｢流れ星みたいな笑笑｣



てへっと笑う。



ずきゅんと俺の心を射抜いた。



宮｢玉可愛い！｣



玉｢きもいぞ鼻｣



宮｢えええ｣



ちらりとハットと髪の毛から覗く耳は赤く染まっていた。



宮｢ちゃん玉ー？耳が真っ赤ですぞ？｣



玉｢うるせぇ、早く行くぞ鼻。｣



俺に対して凄くツンツンしてる玉だけど、これも玉の愛情だってわかってるから嬉しくなる。



…はたから見たらただのドMかもしれないけど笑



宮｢ちゃん玉ー！下駄走れないから待ってぇ！｣



ほら、ちゃんと振り向いて止まってくれる。



そんな優しさのある玉が俺は大好き！



さぁ、5時まで満喫するぞ！

ごじゅーよーーん！→←ごじゅうにっかちゃんだよー←

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す