マンキー (ページ42)

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優馬「初めまして、中山優馬です～」

何故かまた新たな人と話している

あの後、中島先輩と菊池先輩に連れられ教室内のソファに座らされたはいいものの当の本人達は他の女の子のところに行ってしまうし、

優馬「なんか飲む？」

『あ、じゃあミルクティーで』

優馬「あ、高地ミルクティーお願い！」

健「優吾こっち姫とツーショチェキで！」

優「はーい、ちょっと待って～」

高地先輩もボーイ的な役割で飲み物を運んだりして忙しそうだ

たまたま席についてくれた中山先輩と話すことに

優馬「北斗の彼女なんやって？」

『まぁ一応、というか他の方もですけど中山先輩って北斗とはその、どういう…？』

優馬「うーんとね、めっちゃ端折ったらふまけんとゆごほくで元々幼馴染だったのが多分小学生くらいの時に合致してんけど、中学で転校してこっち来た俺がそこに入ったみたいな感じ？伝わった？」

『はい、伝わりました！分かりやすかったです笑』

しかも初めて聞いたのにやれ"ふまけん"だの"ゆごほく"だの名前のカップリングみたいなのがすんなり理解出来た自分にも驚いた

優馬「北斗っていつもどんな感じなん？」

『うーん、クールっていうか結構いつも冷静で、抜け目ないし色々こだわりも強いですかね笑』

優馬「へ～！なんか俺らが内輪のグループだった時は完全に弟キャラやったからクールな感じとかあんまり想像出来んくておもろいわ笑」

『北斗の中学の時のエピソードとかあったりします？？』

優馬「えー言うて俺そんな長い期間おった訳ちゃうからなぁ…あ、そういえば垂直跳び80cm跳んで校内記録だしとったわ笑」

『なにそれ常人じゃない…笑』

なんて話して込んでいれば気付かぬうちに15分くらい経っていたのでおいとまさせてもらった

自分の教室に戻る途中に1年生の時仲良くしていた女子グループの子に会って、よくある"このメンツ久しぶり～！"的なやりとりをした

普段チャットでもやり取りはするけど

"松村くんと上手くいって良かったね！"とか
"羨ましい～"とか

直接だと嫌味じゃなく本気で言ってくれてるのが伝わって嬉しかった