私とお兄ちゃん！ (ページ13)

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稽古⑤の稽古終わり後① ページ13

『お疲れ様です！お先に失礼します！』

陽李「お先に失礼します！」

来夢「お疲れ様ー！」

『陽李、ごめん今日用事あるから…』

陽李「りょーかい！あんま遅くなんないようにね」

『ありがと』

ｶﾞﾁｬ

宏規「お疲れ様！Aちゃん今日は調子が悪かったじゃないっすか？ﾆﾔ」

『意地悪ですね(笑)』

宏規「どうした？声出しすぎて声枯れたん？」

『歌練のし過ぎですね』

宏規「今日は歌練禁止な」

『ﾌﾞｽｩ』

宏規「ハイハイ、いじけない、いじけない」

『ﾋｿ料理できるん？ほんとに、宏規にぃ』

宏規「ﾋｿお兄ちゃんに任せなさぁい！」

『(なんか嫌な予感しかしない…)』

宏規「まずは買い物、買い物」

～40分後～

ｶﾞﾁｬ

宏規「とうちゃーく！」

『お邪魔しまーす』

宏規「まず手洗ってな？」

『はーい』

宏規「Aって俺ん家来たことあったっけ？」

『ｳｰﾝ無いかも』

宏規「だよね！、以外に部屋綺麗でしょ」

『それは思った』

宏規「あはは、まっ、取り敢えず座ってて？」

『なんか手伝うー！』

宏規「いいから、いいから！はい、まずこれ」

『なにこれ？』

宏規「はちみつレモン！喉枯れそうになったら飲んでるんですよ」

『ｺﾞｸｯ！！！！美味しい！』

宏規「でしょ？それ飲んでて」

『はーい』

『あ、あのさ？』

宏規「どうした？」

『今はさ、みんなに「兄妹」って言ってないけどさ、大丈夫かな、公表しちゃった方が宏規にぃの
肩の荷が降りるというか、なんと言うか……』

宏規「あーね、大丈夫だよ、でも真剣乱舞祭終わったら言った方が俺的にもA的にも
いいと思うな」

『それは私も思ってる』

宏規「取り敢えずまだ、洸には言っちゃったけど「髭切」、「膝丸」の関係だから
言うった方がいいと思うし、陽李には言ってあるの？」

『ううん、まだ』

宏規「それなら、今のうちに言った方がいいよ？2人は粟田口の兄弟なんだからさ」

『それは頑張る…』

宏規「いよいよ来週から始まるんだからさ、早めに言っとこ？」

『そうだね…ごめん！こんな話しちゃって』

宏規「大丈夫だよ、悩んでる妹を救うのが兄だからね！」

『ありがとう！！』

宏規「ほらっAの好きなオムライス！」

『うわぁ！やったぁ！！』

宏規「どうぞ、召し上がれ！」

『いただきます！』

宏規「うふふ」

『！！！、美味しい！』

宏規「それは良かった！」

続く…