小指ぶつけたらチートになりました…なんで？【文スト】

マタタビという兵器 ページ25

Aside


ひなたは配達、よぞらは買い出し、

私は、留守番

だがしかし、今すぐ外に逃げ出したい

今、私の目の前に広がる光景は

ひと目で見るとポートマフィアの

仕業だとか、思うに違いない

目の前に広がる光景、パンはひっくり

返り、トングやトレーは散乱、それなら

まだしも、壁や床にまで汚れが付いている

つまり＿＿＿＿




A「片付けどうすんだよ」←




私はこのような原因となった「ヤツ」を

見る。しかし「ヤツ」から返答はない。

そりゃそうだろう、話せないのだから

この場所では硝子が割れる音、何かが

倒れる音が鳴り止まない




A「おい…どうなんだよ









＿＿＿＿クロ。」←




部屋をこんな状態にしたのは飼い猫クロ

呼び掛けたが、クロからは返答はない。

クロは１つの弾丸のようになっていて、

部屋の中を弾けまわっている。

残像しか見えない…







A「凶器じゃねぇか、当たったら

死んじゃいそう…まじで

動きがドラゴン○ールの戦闘シーン

じゃねぇかよ」←





また、ヒュンッと音をたて私の顔の真横を

通過していく、おい、何故こうなった←





A「…あ、誰かに電話すればどうにか

なるんじゃないの？」




プルプル…プルプル…プルプル…ガチャ




A「ちょっ、よぞら！！」




「助けて」と云おうとしたが

ヤツに邪魔された…まじかや←

ヤツは私に向かって飛んできて携帯を

弾き飛ばしてしまったのだ

その瞬間、私の中の何かが切れた音がした




A「……は？ふざけてんじゃねぇぞ

ぶっ殺す………っ」←

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