いきなりのドラム缶そしてドラム缶 ページ22
敦side
久しぶりに嗅ぐ畳の匂い…
中島「う…うん…」
僕は目が覚めた
中島「…あれ…ここどこだっけ…?たしか…夕べ…」
僕は、昨日自分の右手が虎に変身していたのを思い出した。
中島「ひいっ!!」
起き上がり、改めて右手を確認する
右手は人の手に戻っていた
中島「はぁ…久しぶりだなぁ、天井」
僕は天井、畳、きれいな布団に癒されていた
すると…
ピピピピピピッピピピピピピッ(電話の着信音)
中島「うわぁ!な、なに?なに!?なに!?」←
慌てて辺りを見渡すと畳の上に携帯が置かれていた
ボタン探して押すの苦労したよ…
中島「あ、も、もしもし!?」
太宰「グッドモウニング!」
中島「…ああ、太宰さんですか」
電話の相手はやけにテンションが高い(いや、いつも通りの)太宰さんだった
これでも、立派な部屋や服を用意してくれたのだ…感謝しなくちゃ…←
太宰「ところで敦くん、いきなり申し訳ないが」
中島「ん…?」
なんだろう…
太宰「実は、緊急事態が発生したのだ」
中島「緊急事態?」
太宰「ああ、一刻を争うのだよ。すぐに指定の場所に来てくれたまえ。
大変な事態だ君だけが頼りだよ。」
中島「は……はい、わかりました」
本当に何か大変なことがあったんだろう…
大事じゃなかければいいけど…
太宰「用意はいいかね。敦君」
中島「はい」
僕は太宰さんと連絡を取りながら指示に従う
太宰「まず部屋を出たらドアをちゃんと閉めて後ろをみろ!」
中島「後ろ…?……うっ!」
太宰「ちょっと!敦君そっちじゃない!」←
僕の目の前に現れたのは…
猫(クロ)だった…←
中島「え…?この猫って昨日一緒にいた…」
クロ「にゃー(やっほーアツシよく眠れた?)」←
何かよく解らないけど…凄くフレンドリーな猫だね
太宰「ねぇ!敦君聞いてるー?ちょっと私死にそうなんだけどー!」←
中島「飼い主さん心配してるだろうな…」←
太宰「ねぇ!無視しないでー!」←
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なきのした - らるさん» そんな病気があるんですか? (2019年5月26日 12時) (レス) id: b32b812bfc (このIDを非表示/違反報告)
らる - あ、病気のことです (2019年1月24日 3時) (レス) id: a56cd06ccb (このIDを非表示/違反報告)
らる - いつもとても面白く拝見させて頂いております。.......失礼ですがもしかして、なこさんが罹っておられるのですか?もしかして、線維筋痛症でしょうか?作品に関係ない話ですみません。私がそうなので気になってしまって。へんじはできればていいです。 (2019年1月24日 3時) (レス) id: a56cd06ccb (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーな - 洸さんってもしかしてよぞらちゃんのあn…ゲフンゲフン。というかよぞらちゃんのヤンキーがかっこいいです!でも、夢主ちゃん、ヤンキーを止められんなんて…、最強だったりして…。 (2018年9月29日 20時) (レス) id: 597d4e34a8 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - ネコ鈴@低浮上。さん» ホラー…ですか…私怖いの苦手で…そんなホラーゲームがあるんですね頭に入れておきます。コメントありがとうございます。 (2018年8月7日 23時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なこ | 作成日時:2018年2月14日 20時