ごじゅごう ページ7
玲が組織へ潜入してもうすぐ2週間が経とうてしていた。
｢全く手掛かりが出てこんぞおい、、、｣
持ち前のコミュ力で組織内でも仲の良い人物は割と作れた筈だが、どういう訳か皆一様に裏で手を引いてる人物の名を口には出さない。
｢相当恐ろしい相手なのか、はたまた皆知らないのか、、文庫書を一通り見たけどそれらしき内容は載ってなかったし、、ってか先ず未だにボスの名前教えて貰ってない時点で僕相当怪しまれてない？？｣
無理ゲーなのでは、、？と顔面を白くしながら絶望する玲の肩を誰かが叩いた
｢おっす！｣
｢…………っと、誰？｣
｢あ、悪ぃ！俺、海馬！昨日まで面倒クセェ任務やってて今日やっと顔出せたんだよ。そしたら新しい奴が入ってきたーって話聞いてよ、お前歳いくつ？｣
｢え、あ、16｣
｢っし！じゃあ俺とタメだな！宜しく！えーっと｣
｢レレイって呼んで。宜しくな、海馬！｣
にかっと笑って手を出せば、一瞬驚いた顔をしつつも直ぐにその手を取った海馬
長期任務に出ていた海馬は、16にしてこの組織のトップ3に入る可成の強者だった。
然しその仕草・表情は年相応で、人1人殺した事の無いような無垢な人柄
玲にとって前の世界に居た友達に重なって見えた。
｢レレイはさぁ、何でこんな仕事してんだ？｣
｢………大切な人を守れなかったから、かな？｣
｢…そいつを殺った奴を殺す復讐の為にってか？｣
｢いや、既に殺したよ。そいつが初めてで始まりだった。｣
あの日から誰にも言わなかった。太宰の前ですらあまり話題に出さなかった班長の話。
何故か海馬の前ではポツリポツリと、雫が落ちる様に言葉が漏れた。
それは自分の事を余り知らない人からか、昔の友人に似ていたからか、その答えは玲には分からなかった
だが、酷く心が救われた。そんな気になったのだ。
｢なんか、悪ぃな…やな事思い出させちまったみてぇでよ…｣
｢いや！誰かにこうして話したかったんだと思う。お陰で気持ちが楽になった。有難う海馬｣
｢話くらい何時でも聞いてやるよ！まぁ学ねぇから上手い事慰めとかは出来ねーけどな！｣
ぐしゃぐしゃと撫でられた頭にそっと触れ、隠しきれない笑みを漏らした。
｢で、さ？レレイも秘密教えてくれたから、レレイが欲しがってる秘密、教えてやろーか？｣
｢…秘密？｣
｢裏でこの組織を転がしてる親玉さんの事｣
｢………え？｣
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玲(プロフ) - 角部屋に潜む毛玉さん» 実はその他にも沢山誤字してるんですよ(小声)(ここだけの話)(モチベある時直します)(頑張ります) (2020年5月22日 13時) (
レス) id: f09c3aa21c (このIDを非表示/違反報告)
角部屋に潜む毛玉(プロフ) - ろくじゅうろくの、顔が「買お」になっていましたよ‥‥（小声）応援しているので、更新頑張ってください！ (2020年5月22日 13時) (レス) id: 07d92cd107 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 桐島さん» コメ有難う御座います！話を纏めるのに時間かかってて停滞気味ですが、これから少しずつ更新して行きます！応援のお言葉が凄く力になります！ (2018年12月1日 18時) (レス) id: 5e1c605be1 (このIDを非表示/違反報告)
桐島(プロフ) - 続編！おめでとうございます！この作品大好きなので、更新楽しみにしてます！がんばってください、応援してます！ (2018年12月1日 14時) (レス) id: 5b63c81a9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲 | 作成日時：2018年12月1日 12時
