ななじゅに ページ24
《 貴方said 》
あーあ。してやられた。
あの遺体に着いていた腕時計と杉本さんって人が付けていた腕時計
ブランドとかは良く分からないから調べたけど、やっぱり女性一人が身に付ける物にしては可笑しい。
マフィアの手口に見せたかったのであれば、完璧に為るべきだった。
依頼人の口振りからして足が付かない様にしているとは思うが、なってないなあ
「殺しをする時、トドメは自分でやらなきゃじゃーん！僕の仕事履歴の汚点だ！何でも屋の名が廃る〜！！」
ぴえーん！嘘泣きをしてみるが生憎この家には自分しかいない。
ツッコミをくれる人も、ひとなでで異能力を消し去ってくれる人も居ない。
「ま、いっか。江戸川乱歩…この時代にあんな化け物が居るなんでね。生で見れただけ収穫はあったかな、うむ！」
あの人が異能力を発動しようとした時、太宰さんは彼のポンチョの裾を掴んでいた。
異能力を無効化する。例外は無い。
詰まりあの人は異能力無しであの事件を解決するのだ。
「太宰さんと同じ…位の頭脳は持っているね、凄いや」
ぱふっと腑抜けた音を立てながらベッドに倒れ込んだ。
ふと目についた藍色の光
徐に其れに手を伸ばし手の中にし舞い込む。
キュッと握れば尖った部分が掌の中で自身の肉を刺す感覚に陥る
あれから4年以上経ったが
僕は変わらず僕で居られて居るだろうか
沢山の人を殺し、沢山の家族に恨まれ、沢山の畏怖を込めた視線を浴びた
この世界に来る前にはもう戻れない
ー…カタン
靴底が触れる音に気づき目をやれば
窓枠に座り込みながら月夜を背に此方を見つめる一人の男
「中原さん…」
「物騒だな。戸締りもしねーなんてよぉ」
「ハンデですよう！」
「ばぁか」
僕を恨んでる人は幾らでも居る。
知っている人は知っている、《何でも屋の玲》
家の特定等難しくも無いだろう。
恨まれ襲われる覚悟は出来ている。
死ぬつもりは無いけど
「てかここ7階なんで普通の人なら窓から来れないですよ…」
「んあ？細けぇ事ァ気にすんな」
我が物顔で入り込みキッチンを勝手に弄る中原さん
土足厳禁なんだが？ここアメリカンじゃないよ？The日本よこはーま！
って言っても聞いてくれないよね！知ってた
そして早々に諦めてる！
僕ってばなんて物分りの良い子っ！！
「よし、飲むぞ」
中原さんの手にはワイン
………明日の仕事内容大丈夫かな…
二日酔いコース確定だ
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玲(プロフ) - 角部屋に潜む毛玉さん» 実はその他にも沢山誤字してるんですよ(小声)(ここだけの話)(モチベある時直します)(頑張ります) (2020年5月22日 13時) (
レス) id: f09c3aa21c (このIDを非表示/違反報告)
角部屋に潜む毛玉(プロフ) - ろくじゅうろくの、顔が「買お」になっていましたよ‥‥（小声）応援しているので、更新頑張ってください！ (2020年5月22日 13時) (レス) id: 07d92cd107 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 桐島さん» コメ有難う御座います！話を纏めるのに時間かかってて停滞気味ですが、これから少しずつ更新して行きます！応援のお言葉が凄く力になります！ (2018年12月1日 18時) (レス) id: 5e1c605be1 (このIDを非表示/違反報告)
桐島(プロフ) - 続編！おめでとうございます！この作品大好きなので、更新楽しみにしてます！がんばってください、応援してます！ (2018年12月1日 14時) (レス) id: 5b63c81a9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲 | 作成日時：2018年12月1日 12時
