ろくじゅなな ページ19
｢こんにちワンツーお届け物みっつー！｣
｢誰だ……っな！谷崎！小僧！！｣
｢与謝野先生は？｣
｢太宰！どういう事だ！貴様が居ながら！それに何だこのガキは！｣
3人の怪我を見るや血相を変えて太宰に詰め寄る国木田
｢まぁまぁ国木田くん。先ずは3人の治療を優先しよう｣
｢此処が太宰さんの職場か〜！｣
｢玲、行くよ｣
3人を水の球に包みながら、物珍しげに探偵社を彷徨く玲
ポートマフィアの一員では無いにしろ、相も変わらず脳天気だ。
｢…玲…？このガキが…？｣
｢ほ？｣
｢国木田くん、兎に角話は後で、だ。｣
そう言い残して事務所を出る太宰
玲は首っこを捕まれ、宛ら子猫の様に連れ去られた。
｢3人ともキッチリ治しておいたよ｣
｢有難うございます、与謝野先生｣
｢いやんビューティフルスーパーウーマン｣
｢で？このガキはどうしたんだい？｣
｢はい！玲と申します！以後お見知り置きを｣
きゅぴーん！と星でも飛ばす勢いでウインクをぶちかます玲
隣に居るのが中原であれば、頭の上に星が飛んでいたであろう
｢玲…って、へえ？あんたが噂の…｣
｢えっ、僕の噂って何？！はっ…真逆、僕のプリチーさで悩殺された女の子が流した噂かな｣
｢何でも屋の玲｣
｢………｣
太宰がそう言うと、その場の空気が一瞬にして下がった。
言わずもがな玲は、先程までとは打って変わって冷酷な雰囲気を纏いながら太宰を睨みつける
｢おや？言ってはマズかったかい？｣
｢んーん。どうせ皆知ってる事だしOKだぴょーん！｣
ぴょんぴょん跳ねる玲の頭と尻には水で創った尻尾と耳が
其れを一撫でで消えさせる太宰
玲のテンションの変わりようを初めて見る与謝野は、動揺を隠しきれずに居た。
【 何でも屋の玲 】
どの様な仕事でも必ず成果を上げる。例えそれが人殺しだろうが、1組織の壊滅であろうが。
其の名の通り、全ての仕事を請け負う者
｢もっと大人のえげつない奴かと思ったが、真逆あんなガキとはね｣
｢彼、ああ見えて20いってるんですけどね｣
｢随分と仲が良さそうだったが、昔からの知り合いかい？太宰｣
ビルの窓から探偵社を去っていく玲を眺める2人
｢あれで仲が良さそうに見えましたか？｣
｢まあ確かに。親の仇を見る目だったね｣
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玲(プロフ) - 角部屋に潜む毛玉さん» 実はその他にも沢山誤字してるんですよ(小声)(ここだけの話)(モチベある時直します)(頑張ります) (2020年5月22日 13時) (
レス) id: f09c3aa21c (このIDを非表示/違反報告)
角部屋に潜む毛玉(プロフ) - ろくじゅうろくの、顔が「買お」になっていましたよ‥‥（小声）応援しているので、更新頑張ってください！ (2020年5月22日 13時) (レス) id: 07d92cd107 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 桐島さん» コメ有難う御座います！話を纏めるのに時間かかってて停滞気味ですが、これから少しずつ更新して行きます！応援のお言葉が凄く力になります！ (2018年12月1日 18時) (レス) id: 5e1c605be1 (このIDを非表示/違反報告)
桐島(プロフ) - 続編！おめでとうございます！この作品大好きなので、更新楽しみにしてます！がんばってください、応援してます！ (2018年12月1日 14時) (レス) id: 5b63c81a9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲 | 作成日時：2018年12月1日 12時
