あいつの笑顔をもう一度【リヴァイ】 (ページ10)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:21,244 hit

孤独３ページ10

リヴァイside

人混みが嫌いな俺は誰もいなくなった厨房に来ていた。

前はAがよく俺に付きまとっていたが今日からは違う、１人だ。

俺が食べる量を取り、椅子に座った。そんな時だった。Aが来た…

A「リヴァイ....」

リヴァイ「....よぉ」

俺は短くそう返した。鬱陶しかったはずのAの影は一つもなく、胸が締め付けられるような感じがした

A「食べ終わったら教えて...」

リヴァイ「...何故今食べない？」

Aに聞いてみた。俺はAと一緒に食べたい。そう思っているのに、何故Aはいつも悲しそうな顔をする。

A「私は１人で食べたい…」

リヴァイ「いや、今ここで食べろ」

A「何故今食べなくてはならない？」

リヴァイ「お前も今食べに来たんだろーが、さっさと食べろ」

A「...分かった」

よかった.......よかった？俺はそう思ったのか？あの一言だけで俺は安心するのか？

.....まさかな