転生したら松田陣平の彼女になりました 原作開始編

お家デート ページ12

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

陣平「お前、それ好きだよな?近所迷惑なんだよ」

『早く開けろ』

陣平「今掃除中だ」

『手伝ってあげるから!』

玄関を開けてもらい中に入る

『あれ?キレイじゃん!あそこのゴチャゴチャが気になるけど』

目についたのは棚の上においてあるチラシ

『陣平ちゃん引っ越すの？』

陣平「何でだ?」

『だってこのチラシ』

そのチラシは全部不動産屋のチラシだった

陣平「あぁそのチラシか、同棲しようと思って」

『ふ〜ん、同棲ね……はぁ?????!!!!!同棲？！』

陣平「おまｯ!うるせぇな」

『は？え…？頭が追いつかない』

陣平「いや、今度の非番一緒に不動産屋行かね？」

『待って？私まだ良いも悪いも言ってない』

陣平「で？どうなんだよ？良いのか悪いのか？」

『…その良いんだけど…急というか』

陣平「じゃあ今度の非番不動産屋だな!それと内緒だからな？」

『う、うん』





そして、急に決まった同棲から不動産屋に行くことになった

のだが…



『なんで全部一軒家なの？！』

陣平「え？いいじゃん」

『お、お金とかどうすんの？！』

陣平「警察だぞ？安定しまくってるじゃねぇか!それにお金のことは気にするな」

『そう言われましても…』

陣平「とりあえず、なんか条件とかないのか？」

『条件って…』

陣平「なんでもいいから」

『えっと…キッチンと玄関は広いとか？』

陣平「他には？」

『他？他は…収納スペースが多いとか？』

陣平「あと、部屋が多いところありますか？」

「こことかどうでしょう?駅まで徒歩8分です。最寄り駅は米花駅です」

陣平「そこって警視庁から近いですか？」

「警視庁は少し遠いですね…警視庁の近くだと、こちらの3件になります」

陣平「じゃあそこの内覧したいんですけど」

『な、内覧？！』

「分かりました」

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