【遊戯王GX】知らない貴方も惹かれる/覇王十代 ページ5
十代と付き合ってません。
翔達とはぐれて村で匿ってもらってる。
十代が覇王化したのを知らない。
村の外で燃える音がした。
私はただ怖くて、外に出ず、部屋の奥で、布団をかぶっていた。
村人の悲鳴が近づくごとに、体が凍りつく。
その中で、リーダーと思われる、"覇王"。
ただの噂だと思っていたが違うらしい。
ガシャン、と音がする。
怖い。
助けてよ。
誰か。
いやだよ。
ガシャン、とまた。
怖いっ。
耳を塞いで目を閉じた。
感覚が凍りついて、
ただ、怖いという感情が私を支配していた。
ガシャン、ガシャン。
音が近くなる。
耳を塞いでも、目を閉じても、
恐怖は同じだ______
ついにその音が止まると、不意に体が傾く。
額が冷たいものに当たる。
おそるおそる、目を開いた。
目の前には重く、冷たい鎧を纏った、
"覇王"がいた。
顔を上げて、覇王の正体を知った。
「じゅ、う、だ_____」
嘘だ。
そんな訳がない。
覇王が、十代な訳_____
突然、足と首の後ろに手を回される。
「！？」
何事かと思ったら、いつのまにか私は覇王にお姫様抱っこをされていた。
「遅くなった。」
覇王の声は紛れもなく、十代。
どうして、
どうして、
よりにもよって、十代なの。
「覇王様！？その人間は_____」
「Aを見つけた。部下に伝えておけ。」
「！はっ。」
覇王様と慕うモンスター達が驚きの声を上げているが、覇王はかまわず進む。
モンスター達は、後ろからついてくる。
「十代______。」
なんで、こうなってるの。
城に着くと覇王は私をベッドにおろし、兜を外した。
どう見たってその顔は十代だ。
でも、いつもと違った雰囲気の彼は、
すごく、かっこいいと思ってしまった。
そんなことを思ったのもつかの間、覇王に話しかけられた。
「十代の中の俺でも、好きになってくれるだろうか？A。」
突然の告白。
私は一瞬で顔が赤くなり、
元の十代と迷っても、
「あ、の、私も、す、好き、です////」
覇王がいいと思った。
十代は十代だ。
いつか消えると分かっていても、今は貴方が好きなのだ。
私は覇王の前に立ち、自らの、キスをした。
知らない貴方も 惹かれる
【遊戯王ZEXAL】どんなあなたでもいいよ。/真ベク→←【血界戦線】たまに変わる/ブラック/絶望王
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ミネストローネ(プロフ) - 面白いですね！お気に入り登録しました！ (2019年10月4日 18時) (
レス) id: 6466f96ebf (このIDを非表示/違反報告)
NAME - はじめまして！ACVDのお話（それも財団の！）が見れてとても感激しています！愛おしい財団や戦闘への執着から開放されたマギーちゃんが見れて幸せです、素敵な作品を有難うございました！陰ながら応援させて頂きます…！ (2016年9月14日 13時) (レス) id: dc80bdbe51 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» 続きあげました！！ ちゃんと甘くなってるといいな・・・。 (2016年2月18日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - 番頭ォォォォオォォォォオ(( ありがとうございました！！続き書いてくれるんですか…！？か、神がいる← 本当にありがとうございました！ (2016年2月10日 23時) (レス) id: 7a931205dd (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» できました。...あまり甘めではなかったかも知れないです。よければまた今度続きを作らせてください！ リクエストありがとうございました！ (2016年2月10日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
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