【バッカーノ！】永遠片想いの不死薬/フィーロ・プロシェンツォ ページ26
フィーロとエリス(不死になってる)が助けに来る話。
ーーー
私はある日。
不死の薬を飲むことになった。
理由は簡単、死にかけたから。
「いっ、いや、むり、もういやだっ！いたいよ！」
私は街を歩いていたら、道の陰で、お爺さんが蹴られていたので助けに入ったところ、蹴っていた集団の男性達に代わりに私が蹴られることになった。
もう先程から何十分と蹴られたり、殴られたりしてる。
顔も体も傷だらけになっている。
「あぁ？なに言ってんだよ、お前。代わりに私を蹴ってくださいっつったろぉ！？」
「いたっ、い_____！」
その痛みに耐えられず、涙を流しながらも助けを求める。
「ああ、そうだ。このまま殺すより良いこと思いついたぜ？」
「なんだよ？」
「こいつ女じゃん？」
「あ、なるほどねー。いいね〜！」
「俺も丁度溜まってるとこなんだよ。」
私はまだ16歳で、この国に留学中の身ではあるものの、子供とみなされる年齢だ。
この男性達が何を言っているのか、私には全くわからなかった。
でも、それは
こいつらが私の胸に触ってきた辺りから段々わかってきた。
「いや、やめっ」
「一回やったら許してやるよ。嬢ちゃん、可愛い顔がこれ以上台無しになっちゃあ可哀想じゃねぇか！」
「ああそうだな！」
「本当それなっ！！」
と、男性達は笑う。
ただ、助けを求めて必死に否定した。
「ねぇ、あんたら、やめてあげなよ。」
「あぁ？なんだてめぇ。」
そうしたら、来てくれた。
救世主が。
「その子を放してやってくれないかなぁ。」
「なんだ、お前も子供かぁ？」
「馬鹿かてめぇ！そう簡単に放すわけねぇだろ？」
「それ以上近づいたら殺すぞっ！」
若い男性の声。
涙で前が滲んで見えないけど、緑の帽子を被ってるみたいだった。
男性達はすぐに私を囲って、1人は私の首筋にナイフを突きつける。
「ねぇ、君。痛いかもだけど、一瞬だけだから許してね。」
救世主さんはそう言う。
多分、私に言ってるんだと思う。
「それ以上近づいたら本当に、」
「っ______！！」
救世主さんがこっちに歩いてくる。
それに連れて、段々ナイフが深く刺さっていく。
少し血が流れる。
「くそっ！」
男性達の1人は拳銃を持ち出して、救世主さんに向かって何度も撃つ。
一発。
ぐちゃ、と肉に食い込むような音がした。
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ミネストローネ(プロフ) - 面白いですね！お気に入り登録しました！ (2019年10月4日 18時) (
レス) id: 6466f96ebf (このIDを非表示/違反報告)
NAME - はじめまして！ACVDのお話（それも財団の！）が見れてとても感激しています！愛おしい財団や戦闘への執着から開放されたマギーちゃんが見れて幸せです、素敵な作品を有難うございました！陰ながら応援させて頂きます…！ (2016年9月14日 13時) (レス) id: dc80bdbe51 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» 続きあげました！！ ちゃんと甘くなってるといいな・・・。 (2016年2月18日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - 番頭ォォォォオォォォォオ(( ありがとうございました！！続き書いてくれるんですか…！？か、神がいる← 本当にありがとうございました！ (2016年2月10日 23時) (レス) id: 7a931205dd (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» できました。...あまり甘めではなかったかも知れないです。よければまた今度続きを作らせてください！ リクエストありがとうございました！ (2016年2月10日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
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