【ジョジョ3部】7人目へ花束を/花京院典明 ページ33
ジョジョの非公式フリーゲーム、7人目のスタンド使いのイベントを元にしています。知らない方とか注意。
ーー
インド・カルカッタの街では、小さな商店があったり、偶に日本の物を売っているところもあれば、木の実などを売るところもあった。
自販機はさすがに珍しいけれど、どうやらスピードワゴン財団(通称:SPW財団)の人たちが置いてくれたらしい。
権力ってすごいと思う。
まぁそんな話はどうでもいいとする。
私の名前はA。
なぜか急にスタンドを発現し、"運命"を変えるため、承太郎くん達と旅に出ていた。
何故かアヴドゥルさんとジョセフさんに恋愛について聞かれたりするのは何故なのだろうか。
いや、そんなことではなく。
アヴドゥルさん、ジョセフさんの2人による私のためのサプライズとして、何故か私が花京院くんと一緒である。
「A、あの場所でも何か売ってるみたいだ。行ってみよう。」
と、花京院くんは何のためらいもなく言うのだが。
正直に言おう。
私は花京院くんが苦手なのだ。
一緒にいると変な汗をかいてしまうし、心臓が破裂しそうなくらいドキドキして、顔が真っ赤になってしまう。
この前ポルナレフさんに相談したらニヤニヤされるだけで、なんの解決にもならなかった。
なんということだ。
「すみません、ここでは何を売っているんです?」
「花束。」
「へぇ、花束かぁ・・・でもどうしてこんな陰で?もっと他にも商店を開く場所があるじゃないか。」
「あれ、キョカ必要・・・ソレに、花は、ツヨイ太陽に弱い。」
「そうか・・・それもそうだね。」
なんて言ってるけど、結局のところ女たらしかよって思いそうで怖い。
時々、花京院くんが怖い、と思うのは・・・
第一印象が「あれ」だったからなのだろうか。
考えてるうちに、花京院くんが戻ってくる。
「どうぞ、A。」
「へ?」
そう言って差し出してきたのは、花束。
「え、な、なんで?あの人のために買ったの?」
「まぁ、それもあるけど・・・実は、言いたい事があるんだ。」
ごくり、と息を呑んで次の言葉を待つ。
花京院が花束を差し出しながら言った。
「好きです。僕と付き合ってください。」
瞬間、顔が真っ赤になるのがすでに予想仕切れていた。
「っ、あ、の・・・」
やっと振り絞って出た声が。
「私も、です・・・」
本当のことだよ。
ていうかもう好きすぎるから苦手なのだ。
【ジョジョ3部】7人目の裏切りの涙/DIO←(?)夢主→←花京院→←【血界戦線】青色の薔薇/絶望王
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ミネストローネ(プロフ) - 面白いですね!お気に入り登録しました! (2019年10月4日 18時) (レス) id: 6466f96ebf (このIDを非表示/違反報告)
NAME - はじめまして!ACVDのお話(それも財団の!)が見れてとても感激しています!愛おしい財団や戦闘への執着から開放されたマギーちゃんが見れて幸せです、素敵な作品を有難うございました!陰ながら応援させて頂きます…! (2016年9月14日 13時) (レス) id: dc80bdbe51 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» 続きあげました!! ちゃんと甘くなってるといいな・・・。 (2016年2月18日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - 番頭ォォォォオォォォォオ(( ありがとうございました!!続き書いてくれるんですか…!?か、神がいる← 本当にありがとうございました! (2016年2月10日 23時) (レス) id: 7a931205dd (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» できました。...あまり甘めではなかったかも知れないです。よければまた今度続きを作らせてください! リクエストありがとうございました! (2016年2月10日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
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