【文スト】トリップした？やる事はただ一つ、原作崩壊だ！！【合作者募集中（先着ね】

無題【龍雄】 ページ19

「ふーん､そうか」

龍雄は興味なさそうに呟き､酒を呑む｡

この状況､福沢が見たら怒るだろう｡

「君って未成年かい?」

「君も未成年だろう」

「私は別にいいんだよ」

「じゃあアタシもいいということになる」

「その理屈は可笑しい」

「可笑しくない」

「そっか」

「そうだ」

龍雄は納得したように頷いた｡

誰かの足音が聞こえる｡

「太宰か」

赤髪の青年が太宰に話しかけた｡

「織田作!」

どうやら､織田作というらしい｡

「織田､作…?」

龍雄は織田作を知らないので､その青年を見ても疑問府を浮かべるだけだった｡

「?｡アンタは?」

「アタシは澁澤龍雄｡君の名前は?」

「澁澤…?俺は織田作之助だ」

「織田作だよ!」

「織田君か｡」

「織田作でもいい」

「じゃあ織田作君で」

三人は一通り会話をしたあと､織田作は椅子に座る｡

「太宰君たちは､なんの仕事をしているんだ?」

「兎に角怪我が多い仕事」

「そうか」

会話はそこで途切れた｡

「…あ､ねぇねぇ龍雄君｡君のそのお酒って何?」

「名前は知らないが少し度数が高い酒｡…ウォッカ､だったか?」

「ストレート?」

「嗚呼」

「凄いな､酒に強いのか?」

「さぁな｡正直これを呑んだのも初めてだ」

龍雄は話している最中も､人形をいじるのを止めなかった｡
ｰｰｰ
お酒詳しくないんです許して…｡
タイトル､思い､つかない(^o^)

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