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あ、異能特務課…(彩乃) ページ11

「むぅー」


どうも、彩乃です。

文ストの世界にトリップ出来たのは良いけどさ…

神よ、1つ言いたい事があるんだ…

なんで雨の日にトリップさせた!!

泣くぞこら。

で、思ったけど…

凍死するわ、この寒さ。

今冬!?

絶対冬だよね!?

しかも、大通りをびしょ濡れで歩いてるのに誰も気に留めても貰えない。

あー私、死ぬのかな…


「あっ」


誰かにぶつかり、そのまま転ぶ。

手がかじかんで上手く動かない。

雨、冷たいな…なんて思っていると不意に誰かに抱えられたような感覚になる。

いや、抱えられてるかな。

誰だかわからないけど、すごく安心する…

安心からか、眠ってしまった私が次に見たのはふかふかのベッドと心配そうに、でも書類からは目を離さない男の人だった。


「体は大丈夫かな?」

「え、あ、はい…」


んー

この人の顔、どっかで見た事あるんだけどなー

何処だ?


「軽い低体温症だったらしい。
私は種田山頭火だ、君の名前は?」


あ、種田長官か。(口調がはっきりしない…)

そりゃ、見た事ある訳だ。


「武者小路、彩乃…
あの、助けて下さりありがとうごさいます…」


種田長官がいるって事はここは異能特務課か…

お、安吾さんに会えるんじゃない?

やったー

あ、でももうポートマフィアに行ってるかもな…

黒の時代突入しちゃってるのかな…

それは駄目だ!!

てかさ、私の戸籍ってあるのかな?

ないよね、多分。

ん?

あの書類の計算…


「あの、種田さん。
ここの計算違うと思います、多分…」


これで合ってたら泣くよ。


「…本当だな、よく見つけたな。」


…これ、褒められてます?

褒められてるよね?

やったー


「もし、衣食住が足りないならこちらが用意する。
済まないが、この異能特務課で少しだけで良いから働いてくれないか?」


おぉ、スカウト?

住む場所なし、明日の食事はなし、戸籍なしだけど良いのかな?

ま、良いのか。

こんないい話ないよねー

って事で働きまーす。


「私で良いのなら、よろしくお願いします。」


って事で…




武者小路彩乃、異能特務課で働く事になりました。

in武装探偵社【龍雄】→←福沢と少年【龍雄】



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シオン(プロフ) - 更新しても良いのか? (2021年8月24日 17時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いろえんぴつさん» 下のコメントに来れないとなってたコメントがあって枠の3番目の作者のキャラはどうなるかなと思ってます (2021年6月2日 18時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
いろえんぴつ(プロフ) - 桜さん» どう言う事です? (2021年6月2日 16時) (レス) id: c175a64265 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いろえんぴつさん» そういえば3枠のはどうなりましたか? (2021年5月27日 19時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
いろえんぴつ(プロフ) - 桜さん» 良きです!! (2021年5月27日 7時) (レス) id: c175a64265 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いろえんぴつ x他4人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年3月23日 22時

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