過去 ページ42
……うらたぬき……
A｢＿＿＿＿理解してほしいんじゃないの！！！！｣
そう言って、外に飛び出した。
外は、土砂降り。
俺達は特にAを探しに行く気にもなれない
まーしぃがずっとさかたを慰めてる
痛い所つかれたのは見てわかる
｢「あんたみたいに周りからいいように見られてるような＿＿＿＿」｣
Aの声と言葉がリピートする
さかたにとっては辛い言葉で
過去の言葉
さ｢……僕、やっぱりダメなのかな……媚び売ってるのかな……。｣
せ｢そんなことないよ、、｣
そんな言葉しかかけれないのは皆同じ
さ｢ぅうっ……ﾋｸﾞｯ……変われてない、ちゅう、がくから、……僕だけ、変われてないよ、っ｣
し｢そんなことないから、泣くなよ｣
ポロポロと泣き出す涙をすくうことしかできない
泣いてる所を見るのはこれで三回目だ……
あの日も
雨だった気がする
＿＿＿＿
＿＿
さ『んふふっ、ありがとー！！』
いつも、笑ってて
自由で
いい意味で空気が読めない
それが坂田だった
どこからか出る親しみやすさに
甘え上手だったりと
末っ子気質なのか
普段から周りには沢山の友達がいた
その中の3人が俺達だった
末っ子気質ってやつがさかたの地雷を作ったようなものだ
ある日
部活の三年生の先輩であった人に言われた一言だ
『さかたって、周りに媚び売りつけて、誰にでも好かれるようなやつだよね。
俺もああ言うやつキモくて嫌だわ』
そんな、陰口だ
まぁ、ただの負け惜しみみたいなもの
だ
三年生が一年生に負けたようなもんだし
その時既にさかたは先輩の代わりに試合のスタメンをとっていた
もちろん実力でだ
かなりの、権力を持っていた先輩が、悔しさとにくさで言い出した事だ
広まるのは速かったし
そのうち
『先生に媚び売ってスタメンとったんだ』
『あいつ、毎日何人が机の周りに来てるか数えて遊んでるらしいよ』
なんて、根もない噂が流れ出した
本人は鈍いからはじめは気づいてなかった
でもある日
『『『お前みたいな周りから好かれるように媚び売ってるやつだれが話かよ、キモいんだよ』』』
クラス全員に言われてた
衝撃が走ったのか
泣いてた
男なのに、とか関係なく
心がか細くなっていた
しばらく、学校には来なかった
笑顔が消えていた
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莉羽 - 泣ける作品、ありがとうございます<(_ _*)> (2018年3月28日 5時) (
レス) id: 828d4d6f38 (このIDを非表示/違反報告)
鮎ト(プロフ) - セラさん» ありがとうございます！ (2017年5月19日 22時) (レス) id: e85a25806f (このIDを非表示/違反報告)
セラ - あるぇ？最後らへん、目から水が出てきたよ？あるぇ？← めっつぁおもろかったﾃﾞ←何故関西弁 (2017年5月19日 22時) (レス) id: 91184aff75 (このIDを非表示/違反報告)
鮎ト(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます！ (2016年12月28日 16時) (レス) id: eda1c651f3 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - もう最後のとこらへん涙目になりながら読んでました。鮎トさんの作品って毎回泣けるから大好きです。新作ガンバッテクダサイ (2016年12月27日 13時) (レス) id: a34e759826 (このIDを非表示/違反報告)
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