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一話:歪んだ愛情【五条悟】 ページ1

※五条たちの高専時代



「───もう別れよう私たち。」

そう言った私の声は酷く冷たく、落ち着いていた。


「──は、何言って....」


目の前の男──五条悟は、その言葉に目を見開いて驚いていた。


どれだけ私が辛い思いをしているか分かってるのだろうか。


「なんで?なんで俺がお前と別れなきゃいけないの?必要なくない?」


「必要あるし。.....付き合ってるのにさ、私以外の人とお盛んみたいな様子だし。意味ないじゃん。」


彼は(彼女)という存在がありながら、浮気をしているのだ。しかも夜を迎え済み。

しかもこれは1回じゃない。何回もだ。何十回も彼は私を裏切った。


「違う!俺はお前しかいないんだ」


「よく言えるよね。怒り通り越して哀れだよ。」


彼の目には動揺や焦りが見えた。
私の目には彼は酷く滑稽に見えた。


「何?その顔。好きでもない私が自分の前からいなくなるのが怖い?」


「.....ッ、俺、は...お前が好きだ。今もずっと!」


その言葉に少し揺れ動いてしまった。


「....どうせ、嘘でしょ。」


「嘘じゃねぇ」


「じゃあなんで浮気したの。何回も。」


そう問えば、五条は黙ってしまった。



「もういいよ。私、夏油と付き合うから。」


「は?」


「今まで、相談に乗ってもらってたの。それで───」


私の言葉は最後まで続かなかった。


「俺といんのに俺以外の男の名前を口にすんな。」


五条が私を押し倒して、荒々しくキスをしてきた。


「ッん....ッ!!ちょっ...やめて!!」


私は思い切り五条の肩を突き飛ばす。




「私は、あんたなんか嫌いだ!!夏油のほうが何倍もいいよ!!」





「......あ?」


五条の纏う雰囲気が変わった。気温が何度か下がった気がする。


「....ちょっとおしゃべりがすぎんじゃね?」


五条は私の手首を掴んだ。

「い、イタッ!!痛い!!」


五条は強い力で掴んでいた。


「俺はお前と別れる気はない。お前は俺のもんだ。」


五条はそう言って、執拗くキスをしてくる。

息付く暇も、拒む暇もなく、されるがままになってしまう。


「ごじょ....ッ、まっ...」


「待たねぇ。.....そんな顔で言われても説得力なんてねぇよ」


2人しかいない部屋に水音が響く。






「オラ、A。お前の彼氏は誰だ?」


「......っ、ごじょ、さとる....」


私の返答に五条は満足気に笑った。

二話:執拗深く【夏油傑】【五条悟】→



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∞輪廻∞(プロフ) - マリイさん» 再びリクありがとうごさいます!!乞うご期待お願いします! (2021年1月28日 22時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ∞輪廻∞さん» もう1つリクエストで夢主が虐められてる所とリスカしてる所を建人が見たら (2021年1月28日 22時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
∞輪廻∞(プロフ) - マリイさん» うっわ、なにそれ良き!!むっちゃ面白そうやん!リクエストありがとう!! (2021年1月9日 22時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - リクエストで夢主がスリルを求めるアドレナリン中毒+戦闘狂でナナミンが夢主の面倒見てる設定見たいです (2021年1月9日 22時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞輪廻∞ x他1人 | 作成日時:2021年1月9日 22時

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