突然変異 ページ33
──それは、突然のことだった。
「....は？呪霊が大量発生？」
「あぁ。しかも2級以上の、な。」
夜蛾が驚きの声を上げた五条にそう答える。
「....なんでこんな時期に...？」
夏油がそう問う。
「....分からない。ただ...。
呪霊が多く湧いているのが、Aの生家の半径6�卞癲�」
「えっ。そこだけ？」
硝子も声を上げる。
「そうだ。Aの生家の周りにだけ以上に等級の高い呪霊が集まっている。
それに、Aもまだ帰ってきていない。急いで向かってくれないか。」
夜蛾がそう言う。
五条は椅子から立ち上がって言った。
「....そうだな。アイツ、生家戻ってから1週間だもんな。」
相棒が立ち上がる。
「はは。五条、寂しいもんな」
「なわけねぇし！」
彼女の親友が立ち上がる。
「照れんなって。」
「照れてねぇ！！」
3人が立ち上がった。
「夜蛾先生、どうせAを見つけてこいとか言いたいんでしょ？
任せてよ。誰だと思ってんだ。」
「はいはい。Aの事が大好きな呪術師最強の五条悟さん。」
「死にかけても大丈夫だよ。私がぱぱーと反転術式かけてあげるから。」
五条に続き、夏油、家入がそう言った。
「あぁ。よろしく頼む。」
夜蛾がそう言った。
──一週間前
「──やぁ、人殺し共。
お前らに情状酌量の間なんて与えないよ。」
まずはすぐ側に居た使用人に手を掛けた。
「私の言ったことを破るなんて死に値するってなんで気付けないのかなぁ。
ねぇ、分かる？？」
「ヒッ...A様...落ち着き下さ...ｷﾞｬｯ」
べちゃ。
赤色の液体が頬につく。二人目。
血生臭い。
「ッおい！A、どういうつもり...！」
「お前程度の雑魚が私に何口聞いてんの？は？」
幼い頃、教育係として傍に居た野郎が唾を飛ばしながら怒号を浴びせる。
刹那、首から鮮血が舞う。
「話なんて聞かない。お前の戯言など聞いたら耳が腐る。鏖殺してやる。」
それから、ただ、無心で生家の者を殺した。
1人残らず、誰の言葉も耳に掛けず。
人を殺した。
「...ッ、A...待て...話を聞けば...！」
「話を聞きゃあ分かるってか？は？巫山戯てるのか。なァ、
やがて、私は当主もとい自分の父親の前に立っていた。
母親はとっくのとうに病気で死んでいた。
別にどうでもいいが。
本来、呪霊に対してしか向けない銃口を彼に突きつけ、見下した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 447人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
∞輪廻∞(プロフ) - 猫餅さん» 教えて下さりありがとうございます...！早急に直しますね。ご指摘感謝です！ (2021年8月22日 21時) (
レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
猫餅 - 冥さんの漢字が瞑になってます。。。 (2021年8月22日 16時) (レス) id: da7b97d38e (このIDを非表示/違反報告)
∞輪廻∞(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうごさいます！！五条オチの話も考えておきますね。リクエストありがとうございました！ (2021年5月28日 22時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
∞輪廻∞(プロフ) - アオイさん» 感謝の気持ちで溺れそうです....！！コメントありがとうね！ (2021年1月26日 20時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：∞輪廻∞ | 作成日時：2020年12月20日 0時
