つ”か”れ”た”....。 ページ24
一日目はドタバタだったものの、終えることができた。
「──ッはぁッ、つ"か"れ"た"」
思わず声がもれた。
術式使った影響が多分きた。
9割くらい膝に来てる。プルプルなのだが。
「あんなに動いたの久しぶりなんだけど...ッ」
絶対明日筋肉痛だな、と苦笑いが浮かんだ。
「あれっ、Aじゃん。こんなとこでなーにしてんの？」
「うわっ...五条！...先生」
そんなに僕に会えるのが嬉しかったのー？と隣に座りながら彼はそう言った。
ポジティブシンキングすぎだろお前。
「今日は色々ありすぎた...。」
「そんなに悠仁の復活が嬉しかった？」
その問いに、まぁね、と適当に返す。
虎杖悠仁という宿儺の器。
そもそも、殺したというのになぜ宿儺は彼を生き返らせた？
呪いの王と呼ばれるものが無条件でそうするのはおかしい。きっとなにか制約をしたはずだ。
呪霊の高専への侵入。
何故高専内に入れた？何が目的？
そして、何の為に危険行為をした？
真人、一味の呪霊、恐らく呪詛師。不可解な帳は呪詛師の可能性が考えられた。
そして、自分に掛けられた術式。
体が縮んだ要因は何なのだろうか。
何故、何の為に。
1番に考えられるのは
『A、我々はなぜ力もない非術師を守らないといけないのだろうか。』
『君なら私の理想を実現させることが出来る。』
『A、見てくれ。生き返ったんだ』
『それじゃあ、A。いい子で待ってるんだよ。』
それが脳裏を過ぎる。
「....ッ」
「...A？どうしたの？」
五条の言葉にハッとさせられる。
無意識に拳に力を込めていたらしい。
手に爪が食い込んでいた。
「大丈夫。疲れてるだけだから。」
そう言えば、五条はいきなり私の左手手首を掴んだ。
「痛ッ！！五条先生なにするの！」
「....A、
五条は泣きそうな様子だった。
「頼むから、何があったらすぐ何でも言え。
事後報告じゃ遅せぇんだよ。」
「....は、五条...先生？」
お前何言ってんだ、と聞く間もなく、五条は気を取り直したように手を離した。
「ううん、なぁんでもないよー。
じゃ、僕仕事あるから。ちゃんと部屋に戻るんだよー」
すぐにいつものおちゃらけた様子に戻ってどこかへ行ってしまった。
私は彼が去っていく様子を唖然と見ることしか出来なかった。
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∞輪廻∞(プロフ) - 猫餅さん» 教えて下さりありがとうございます...！早急に直しますね。ご指摘感謝です！ (2021年8月22日 21時) (
レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
猫餅 - 冥さんの漢字が瞑になってます。。。 (2021年8月22日 16時) (レス) id: da7b97d38e (このIDを非表示/違反報告)
∞輪廻∞(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうごさいます！！五条オチの話も考えておきますね。リクエストありがとうございました！ (2021年5月28日 22時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
∞輪廻∞(プロフ) - アオイさん» 感謝の気持ちで溺れそうです....！！コメントありがとうね！ (2021年1月26日 20時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞輪廻∞ | 作成日時：2020年12月20日 0時
