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『お前達…暇なんですか？生憎私は暇じゃないですよ。今直ぐに退かないとぶっ飛ばしますよ』
―――アイツみたいに、と先程吹き飛ばされた男を指差し淡々と話始めた少女は見た目より大人びた喋り方で男達に言った
「―――おい、此奴最近噂の閃光じゃねぇか、？」
「は！？この女が！？」
「聞く話には10代半ばの女だと聞いた…そいつに遭って無事だったものは居ないらしいぞ―――」
いきなり慌てだした男達は、顔を真っ青にし逃げ出した
『馬鹿なのかしら。逃げるなら初めから話しかけてくるなっての…』
またひとつ溜息を付くと少女は再び歩き出した
「―――成程…織田作は彼女をこの環境に置いておくのは勿体ないと言いたいのだね？」
「あながち間違では無い。だが、マフィアに入るという事はこれから色々な事を覚悟しなければならない。あくまであの子が生きやすい環境を用意してあげたいとおもっているだけだ」
「―――どうして織田作はあの子にそこまで肩入れするんだい？」
まぁ、織田作らしいと言えばらしいけど…なんていう太宰だがいつもの過保護の感じとは少し違う様なそんな気がしていた。
「特に理由がある訳でもないがあの子を導いてやらないといけない…そんな気がするんだ。
―――なぁ、太宰」
「ん？」
「もし、俺に何かある様だったらあの子の面倒を見てやって欲しいんだ」
太宰は目を大きく見開いた。切なそうな織田作の顔と自分が亡くなったあとまでも彼女を心配する彼の過保護力。驚かずにはいられなかった
「―――嗚呼、君の頼みだ。承るよ」
助かる、そういった織田は来た方向にまた足を進めた。
―――何故彼はそこまでして関わりのない少女の事を気にかけるのか、そしてあの少女は何者なのか
「―――ふふ、面白いじゃないか。」
太宰は歩く織田を追いかけるようにして歩き出したが一旦足を止め遠くもう殆ど見えなくなってしまった少女に目を向けると
「また来るよ。」
そう呟くと少し駆け足で織田を追いかけるのだった
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歴史馬鹿 - あの〜かさねかさねすいません誤字ですやはりがはやりになってます (2019年8月5日 22時) (
レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - 後もうひとつ誤字が...多分ですか軍警これが正しいかと間違えたらすいません (2019年8月5日 22時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - えっと...ネイさん誤字場所は2ページ目の重力使い←此方が正しいです (2019年8月5日 22時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネイ | 作成日時：2019年6月23日 2時
