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―――して、3人は組織ビルに帰る道中…


『―――悪いことをしましたね、先輩達の任務の邪魔をするようになってしまって…』


なんて眉毛を下げながら申し訳なさそうにしてAが云った


「ゴホッ、ゴホッ、別に貴方が来ずとも太宰さんが来た時点で撤退していましたよ…」


口元に手を置き芥川が云うと…そうですか、なんてクスッと笑いながらAはまた傘をクルクルと回した


















3人がビルに到着するとAは2人にくるっと身体を向けて


『―――では、私は首領に呼ばれているのでここで失礼しますね…まァ大体の内容は察しています
が、、』



と言うや否や颯爽とその場を立ち去っていった



「―――芥川先輩…私には彼女の考えていることの検討が全くつきません、」


もう後ろ姿しか見えなくなったAを見据えながら樋口は芥川にいった



「笑止…彼女を量り疑う者は皆思考の迷獄に堕ちる、―――唯、不運なことといえば太宰に目を付けられた事だ。あの人に目を付けられて無事だった者など誰一人としていない…」



えっ…と樋口が芥川に顔を向けると芥川は、行くぞと一言云うと、あ…はい!と樋口は芥川を追うようにしてその場を離れた



















「いや、ご苦労だったね?Aくん?いい成果は得られたかな…?」



前髪を上げカッチリとしたスーツを着こなし机に肘を置くこの中年こそ我らの首領森鴎外だ



『―――まァ、ぼちぼちと云った所ですかね…』



なんて云うAに首領は、実に君らしいと微笑すると真剣な顔つきでAに、―――さて、ここからが本題だ。と、云うその姿に部下達は息を呑むだろう









「―――エリスちゃんのドレ『首領』なんだね?」





『私この前も行ったばかりなのですが?まだお買い上げ為さるつもりですか?』




「だって、仕方ないじゃないかァ、君はエリスちゃんのお気に入りで私が選んだ服より君が選んだ服を来たがるのだから…」




と、泣きながら此方にすがり付いてきた…


―――全く勘弁して欲しいものである…
いい歳した中年が幼女好きで更に組織の首領だなんて…先程の緊張感を返して頂きたい。



『―――して、エリス嬢はどちらに?』



「嗚呼、君と出掛けられると云ったら張り切って支度しに行ったよ」



否、可愛すぎるにも程があるよねなんて頬を弛ませながら云う首領に
―――もう決定事項じゃないですか…なんて私の声は届かない

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歴史馬鹿 - あの〜かさねかさねすいません誤字ですやはりがはやりになってます (2019年8月5日 22時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - 後もうひとつ誤字が...多分ですか軍警これが正しいかと間違えたらすいません (2019年8月5日 22時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - えっと...ネイさん誤字場所は2ページ目の重力使い←此方が正しいです (2019年8月5日 22時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネイ | 作成日時:2019年6月23日 2時

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