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有賀と淮斗4 ページ8
「珍しい組み合わせね、淮斗と有賀君って。
護も多分部屋に戻ってるよ。」
「そうか。」
そう言って俺は立ち上がる。
「悠里、楽しかったぞ。」
悠里の方を見て、そのまま部屋を出ていこうとした時。
「有賀。」
悠里に突然呼び止められる。
「さっきの話、全部秘密だぞ。」
「…ああ。」
そう言うと悠里はホッとした顔になった。
そんな俺達を見て波沢が不思議そうな顔をした。
「何、二人でなんか話してたの？
気になるんだけど。」
「…さあな。」
そう言い残して俺は部屋を出た。
「えっ、ちょっと…！」
なかなかたのしい時間だった、と我ながら思う。
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作者名：○＊・ayumi・＊○ | 作成日時：2015年5月7日 20時
