今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:27,970 hit
小｜中｜大
9 ページ9
▽
でも、だからって俺と手越の関係が変わることなんてなくて。今までとなんら変わることなく過ごしてきた。告白しよう、とは思わなかったけど、それなりにアプローチはしているつもりだ。
俺と仲良しな中丸君は、俺の視線の先に手越がいることに誰よりも早く気づいた。だから、最近相談にのってもらっていたのだけど。
なぜかそこから変な噂が出てしまった。
「まっすー、」
前を歩いていた小山の声に、はっと我に帰る。
「まっすー、俺次の現場行かないといけないから、二人によろしくね。」
「あぁ、お疲れ。頑張って。」
「ありがと。まっすーもお疲れ。」
最近ドラマの撮影で忙しい小山は、楽屋に帰るまでもなく急ぎ足でマネージャーが待つであろう駐車場へと向かっていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：祐貴 | 作成日時：2018年3月16日 7時
