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探偵社を出た後私はポートマフィアの地下牢に足を運んだ。


ある兵器を此処から出すため。

地下牢へ続く階段を降りるとある人影が見える。




『・・・何故貴方が此処に居るのです。危険ですよ。


首領』


「よく此処が分かったね。流石はAくん。」


そこには首領が1人立っていた。



『何の地下牢の前か分かっている筈だと思いますが。』


「嗚呼分かってるよ。でも彼は今は無害だ。私が保証しよう。」



危険だと言っているのに。
私は軽くため息を着いて牢屋の鍵を開けた。



『さぁ、此処には貴方はもううんざりでしょう。外に出て遊びに行っては良いのでは。



夢野久作_________Q。』



Qと呼ばれる少年が地下牢からゆっくりと出てくる。


「うふふふっ。久しぶりだなぁお外は。遊んでいいんだよね?」


この歳にしてはとても不気味な笑みを浮かべて笑うQ。


『構いませんが、遊ぶ相手は二名だけですよ。』


「分かってるよ!あははっ!あの人どんな顔して僕の顔を見るんだろう。楽しみだなぁ。」


そう言い残してQは地下牢の階段をステップを踏みながら上がって行った。




「あの子はどんな顔をするのか、かぁ私も気になるねぇ。見に行っていい?」



『駄目です。現に貴方様が行かれたらあのひとがあなたのことを殺しかねません。』




「そっかぁ残念だなぁ。でもまたきっと会えるだろうね。


太宰君には。」



うふふと笑う首領は一段と恐ろしい顔をしていた。


『・・・そう言えば。中原幹部は何方にいらっしゃるんですか?かなり見ていない気がしますが。』


「嗚呼中也君?彼は今伝言係をやってもらおうと思ってね。探偵社の社長を後を追っているんだよ。」


『伝言?ならば私が先程伝えればよかったのでは?』


そうすると首領はにっこりと笑みを浮かべた。


「丁度さっき探偵社の魅力的な餌を見つけたのだよ。」


餌・・・まさか


『遠くで逃げたであろう事務員の居場所を?』


「・・・本当に頭が切れるようになったねぇAくん。このままだと太宰組んのように幹部まで登り詰められるんじゃないかな?」



真逆。と私は思う。
だって今の五大幹部のうちひとつの席は



『ご冗談を。あなたの意思でまだ五大幹部の席を残して居るのでしょう?太宰治が何時戻ってきても良いように。』



私には入り隙間もありはしない。

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かるーあ(プロフ) - 初レス失礼します。いつも愛読させて頂いてます。スランプとか、やっぱりありますよね!私も一応作者なので解ります‼︎応援しながらのんびり更新待ってますね^^どうかご無理だけはなさらず! (8月7日 18時) (レス) @page20 id: 33aaf0fec0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朝はパン派 | 作成日時:2023年7月3日 5時

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