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太宰が言った通り私は唯の偵察。ついでに姐さんを奪還出来れば。っと言う命だ。
『そうですね。言わば唯の偵察です。』
「敵が此処にいていい筈がないですよ。国木田さん！今直ぐに出て行ってもらわないト!」
アンの部屋で囚われていた青年が言う。確か名は谷崎だったか。
すると何処からか呑気な声がひとつ聞こえた
「でも彼女多分僕達に危害は加えないと思うよ。それに見るからに戦闘員じゃない。」
糸目の青年が言う。
『確かに私は戦闘員では無いですし、貴方達を殺そうとも考えてません。唯私は姐さんの安否を確認しに来ただけ。だから姐さんの元へ案内して。』
「その言葉を信じる奴が何処に居ると言うのだッ！」
国木田が怒鳴る。
「まぁまぁ国木田君。彼女に合わせても良いんじゃないかな？ほら、もし彼女が帰って紅葉姐さんが死んだと伝えたらマフィアから攻撃が飛んでくるだろうし。」
太宰治のフォロー？で国木田は黙った。
「そう言う事だし、ほら行こう。」
そして太宰治は私を姐さんが居る部屋へ連れて行った。
『･･･姐さん。』
「Aかいな。手間をかけてすまんのぉ」
そこには拘束された寝具に横になっている。姐さんだった。
『姐さん。帰りましょう。貴方が居なければポートマフィアに花がない。』
そういうと姐さんは笑った。
「嬉しい事を言ってくれるのう。Aや。じゃがすまんな。太宰とちと契約をしてしもうたからな。」
契約？
『太宰治。姐さんに変な事してないでしょうね。』
少し怒った声色を出してしまい太宰治はそれを見てケラケラ笑う。
「心外だなぁやましい事はしてないよ。唯鏡花ちゃんを助ける為に一寸した約束をしただけだよ。」
『約束？』
泉鏡花を助ける為か、では姐さんはもう泉鏡花を･･･
『姐さん。』
「･･･仕方あるまい。鏡花が決めた未来じゃ。
『･･･分かりました。首領には私から伝えときます。其れではまたポートマフィアで。』
姐さん達から背を向け部屋から出る。
「Aちゃん。」
部屋から出て出口へ足を進めようとすると太宰治に声を掛けられる。
『なんです？』
「一つだけ教えてくれないかい？ポートマフィアは
『･･･貴方が首領ならどうするでしょうね？其れでは探偵社の皆さん。ご武運を。』
そして私は探偵社を去った。
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かるーあ(プロフ) - 初レス失礼します。いつも愛読させて頂いてます。スランプとか、やっぱりありますよね！私も一応作者なので解ります‼︎応援しながらのんびり更新待ってますね^^どうかご無理だけはなさらず！ (8月7日 18時) (
レス) @page20 id: 33aaf0fec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝はパン派 | 作成日時：2023年7月3日 5時
