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芥川に助言をしている途中。1本の電話が地下で鳴り響く。
『ごめん。私だ。』
「お気になさらず」
着信画面を見ると電話の主は首領だった。
『(何故？)』
少し戸惑いながら私は電話を取る
『はい。萩原です。』
「Aくん。時間がないから手短に要件を言うよ。先ず、一つ紅葉くんが捕まった。君には探偵社へ乗り込み、紅葉くんの奪還を頼むよ。例え連れ出せなくても相手の状況確認としてね。
そしてもう一つ。それを機に探偵が動き出した。今私なりの最適解を出して指示をしている。だから後でその資料を目をとうして欲しい。
そして最後は、君の着信履歴を見て確かめてね。それじゃあ。」ッーッー
あとを立てて切れる電話。
私は首領が言った通りすぐさま着信履歴を見る。
『･･･広津さん？』
そこには広津さんからの着信が1件あった。留守電話の再生ボタンを押す。
《Aくん。港で奴らが動いた。場所は3番の港。これは急いだ方が良いかもしれん。それでは。健闘を祈る。》
留守電話が切れた後私は芥川の方を向いた。
『君には先程休息をした方がいいと言ったけど、時間があまりないみたい。3番の港へ行きなさい。作戦はこの前言った通り。梶井を連れて今すぐに出動して。』
「承知しました。」
そして芥川は足早に地下を去っていった。
『(却説。私も)』
私も探偵社へ足を早めた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
場所は変わり武装探偵社前。
私はこれといった武装はしておらず部下もつけていない。
つまり私一人の奇襲という事だ。
別に今争う理由なんて無い。
私はノックもせず探偵社へ乗り込んだ。
『こんにちは。皆さん。』
私が入った瞬間。その場の雰囲気が重くのしかかった。
「お前は、ポートマフィアの･･･!!!!」
第一声をあげたのが金髪の眼鏡をかけた確か国木田という名だった気がする。
「何故貴方が今此処に･･･」
近くに居た人虎が問う
『簡単なこと貴方方が拉致している尾崎紅葉の奪還です。大人しく返して頂けないでしょうか。』
「奪還にしては人員が半端だねぇ」
呑気な出しながら奥の扉から出てきたのは
『太宰治。』
「だからフルネームはやめてよって」
太宰治が奥の扉から出てきたということは奥に姐さんがいるというか。
すると太宰治が話始める。
「人員が半端な上君だけとは。そもそも奪還が目的じゃないじゃない？」
矢張。バレていたか。
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かるーあ(プロフ) - 初レス失礼します。いつも愛読させて頂いてます。スランプとか、やっぱりありますよね！私も一応作者なので解ります‼︎応援しながらのんびり更新待ってますね^^どうかご無理だけはなさらず！ (8月7日 18時) (
レス) @page20 id: 33aaf0fec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝はパン派 | 作成日時：2023年7月3日 5時
