どうせ、裏切られる

20，． ページ21

ーー、











あれからもう、一時間は戦い続けた





『ゴフッ』



また吐血､､､





「君、やっぱり隊士の素質ないよ」ﾆｺﾆｺ



まだ、この鬼は私を腹立たせる




『…無能でも、人を守れたら…それでいい』




ああ、これはもう私死ぬかもな





ここまで酷い怪我を負うのは初めてだよ








「あははっ、馬鹿だなぁ､､､自分が幸せだったらいいでしょ。別に」




『人を…守るのが…幸せって言ったら？』




「そんな人、初めて見るよぉ〜」クスッ









､､､


多分、私は負ける




上弦の弍は、強いって､､､







まぁ、私が死ねば喜ぶ人だっているだろう














『湖の呼吸 弍の翠 嵐戒金彩』
　


おそらく、この攻撃を出せば私の体力は尽きる









『ねぇ、貴方、心がないんでしょ？』



「､､､ｯ！」






『ならさー、』



私に殺された方が、楽じゃない？


どうせならさ､､､

　 " 一緒に死のうよ"







ｶﾞｷﾝｯ






「､､､そういう訳には、いかないんだよなぁ(笑」










グラｯ




あー､､､視界が､､､



もう駄目だ､､､戦えない



ごめんね





　 みんな











､､



技を出した私の瞳に最後に映ったのは




ニタニタと笑う鬼





ーーと、私を庇うように持たれた、誰かの刀だった










next









ーー・作者コーナー


お気に入りが40超えてました!

､､､え?嘘でしょ⁈!




ありがとうございますｯ！！


ここまで私の小説が伸びたのは初めてで、凄く嬉しいですｯｯ！！


評価とかコメントとかお気に入りとか､､､皆様神ですか??



､､､もっと言いたい事が沢山有りますが、長くなってきそうなので､､､


　 これからもよろしくお願いします‼︎

21，．→←19，．

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