・ ページ47
『でも、此処の周辺は
私が担当している地区だから
何かあれば知らせてね!』
愈「わかった……」
『あ、それとこれ』
はい!と言って渡すと2人は首を傾げながら
恐る恐る箱を開く。
珠「ケーキですか?」
『うん!この間、貰ったからね』
正直に言うとケーキをくれたものの
私だけでは食べきれないから
お裾分けとして渡している。
それに、最近の2人は警戒を強めて
肩の力が入っているから
私が此処にいる時だけ
ほんの一瞬でもいいから
肩の力を抜いて欲しいのだ。
珠「…ありがとう」
『ふふ…いえいえ!』
愈「まぁ、もらってはおく…」
『素直じゃないな〜』
彼らは鬼だけど人の心は持っているから
例え味を感じなくても
目や香りで楽しんで欲しい。
146人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
壊(プロフ) - 魔除けでは無く、厄除の面じゃないんですか? (3月2日 8時) (レス) @page4 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - レオンさん、ありがとうございます! (2019年10月12日 15時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
レオン - やっぱりとっても面白いです!! (2019年10月12日 14時) (レス) id: 31df1cb745 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宵月葵 x他1人 | 作成日時:2019年9月1日 9時