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ページ15

咲side



私達は刀を腰につけて
緋雨さんの方をむく。




緋雨さんは覚悟を決めたように
私達をみていた。



それもそうだろう……





いつ、いかなる時でも命を懸けて
鬼を滅殺させる



それが私の流儀でいつも咲とは
気が合わない。




咲「じゃあ緋雨さん、行ってきます!」




華「帰りにご飯の材料、買ってきますね」







いつも通りに手を振って行ってきます



そう言って山をおりる。






華「それで、鬼は?」



「カァッ!オニは南南西の方角!

夜ナ夜ナ鬼を喰ラッテイル!」






その言葉にギュッと刀の柄を
握り締めて口を噤んだ。




咲「華」


華「何?」




咲「大丈夫、私達なら大丈夫だよ」




咲の言葉はいつも不安な私を慰めて
緊張を解してくれていた。





大丈夫




2人で緋雨さんの所に帰るんだ。





華「……うん」

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(プロフ) - 魔除けでは無く、厄除の面じゃないんですか? (3月2日 8時) (レス) @page4 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - レオンさん、ありがとうございます! (2019年10月12日 15時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
レオン - やっぱりとっても面白いです!! (2019年10月12日 14時) (レス) id: 31df1cb745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵月葵 x他1人 | 作成日時:2019年9月1日 9時

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