13話.継子の記憶 ページ13
私には継子が居た。
名前は華と咲__
2人とも優秀な弟子で継子だった……
そして、最終選別へと送った。
咲「緋雨さ〜ん!」
華「あーもう!くっつきすぎ!」
私は彼女達が無事に帰ってきて
本当に嬉しくて
同時に怖くもなっていたのだった。
当時、私は華と咲を継子にした時には
もう何人もの弟子達を見送り
形見だけが帰ってきていた。
緋「仕事か……」
「カァア!カァア!
華ト咲!初任務ダァ!」
あの日だって
咲「じゃあ緋雨さん、行ってきます!」
華「帰りにご飯の材料、買ってきますね」
あの日も……いつも通り見送って
また、来ますねと手を振ったのを
私は覚えている。
しかしいつになってもあの子達は
帰ってこない
そして、夜明けになって
誰かがやってきた為、出ると
隠の者達と華と咲の髪飾りだった
桜の飾りと羽織を持っていた。
緋「あ……あぁ…っ」
-また来ますね!-
-行ってきます-
緋「あァァああぁぁぁアア!!!!」
私は羽織と髪飾りを抱きしめて
その場で泣き崩れた。
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壊(プロフ) - 魔除けでは無く、厄除の面じゃないんですか? (3月2日 8時) (レス) @page4 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - レオンさん、ありがとうございます! (2019年10月12日 15時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
レオン - やっぱりとっても面白いです!! (2019年10月12日 14時) (レス) id: 31df1cb745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵月葵 x他1人 | 作成日時:2019年9月1日 9時