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放課後になっても、変わらなくて。
いつもの様に図書室に向かう。
その途中で見かけた桜田さん。
昨日見たより可愛らしかった。いいことがあったんやろうな。
例えば、、、ね。
図書室には行かず、桜田さんを追いかけてしまった。
北階段、少し降りたところに桜田さんは止まって
桜「だーいきっ！お待たせ」
そう言った。すると、反対に登ってきた重岡。
2人の空気感に生意気にも嫉妬した。
桜「ふふ、ねぇ、大毅ぃ」
猫なで声で、重岡の首に手を回して
上目遣いに彼を見つめる桜田さん。
重岡は彼女に優しく微笑んで
重「なに？」
桜「んー、、なんでもない。」
あぁ、、、私なんか、最初からいなかったんだよ
何が桜田さんの立場になりたいだ。
彼女は私とは別人じゃないか。
桜田さんが少し背伸びをして、重岡に顔を近づけた
逸らさなきゃ、傷つくのに、
見なきゃ諦めきれないなんて、矛盾してる。
でも、
ー「ここにおったんか」
そう、視界が180℃回転して
「あ、、ダメ」
そう言って、私よりも20センチ以上も高い彼の視界を手で塞いだ
だって、王子だったから。
私以上に傷つくかもしれない
だって、桜田さんのこと、ずっと好きだったんだもん。
ただでさえ、振られたと聞いたのに
こんな状況だと、ダメ元でも彼らのあの空気を見せたくなかった。
小「なにしてん」
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のんれもん(プロフ) - いむさん» いむさん、コメントありがとうございます。私自身、恋焦がれるストーリーが好みなので、そういっていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます (2020年4月17日 15時) (
レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
いむ(プロフ) - お話、すごく面白かったです。相手が何を考えているのか読めない展開。切ない場面がたくさんあって胸が苦しくなりましたが、その切なさがまた好きなのでドキドキしながら読み進めました。のんれもんさんの作品大好きです！ (2020年4月17日 0時) (レス) id: 0bff5eea3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2019年4月16日 19時
