＿悪い変化 ページ6
*
【吉田】
冬にあるサッカーの大会まで１ヶ月ちょい。
監督はピリピリしてるし、先輩達もいつになく真剣。
2年の俺らやって、選抜される可能性かけて頑張ってる。
やけど一人だけちゃうねんな
山本「またカケル先輩に叱られたん？」
小「ん」
ストレッチをする俺と山本の所に怠そうに参加したのんちゃん。
そう、のんちゃんは最近、練習に身が入っていない。
小「レギュラー外れっかも」
山本「えっ？！2年からの選抜メンバーなのに？」
小「俺って、頑張ってたんやなぁ」
吉田「どうしたん。最近、おかしない？」
小「まぁなぁあ」
のんちゃんは先輩が目をつける程、サッカーが上手い。
やけど自分からはそんなアピールすることもない。
それに、大会まで応援に来るのんちゃんファンも
のんちゃんの実力を理解してないと思うし。
やけど、今回ばかりは明らかに手を抜いている。
前にも先輩との試合で気が抜けた素振りを見せた事があったけど
それは………………
今年の夏祭り後の事。
あれ
そん時も、今も、同じ子関わってるんちゃうか
吉田「もしかしてさ、」
小「ん？」
吉田「小泉さんと何かあった？」
小「いや、特に。」
吉田「そぅ。、、、てか、澤田って人、大丈夫なん？」
小「あー、あいつね。諦めたんちゃう？」
山本「そういや、澤田先輩、彼女出来たらしいで」
山本の発言に
のんちゃんと俺は声を合わせて驚いた。
吉田「いつ？」
山本「ハロウィンの日言うてたかな」
小「誰？」
山本「秘密らしいから言われへんわ」
小「彼女いること教えてる時点で秘密ちゃうやろ」
山本「いや、まだセーフ」
小「言えやァァ！」
山本にのんちゃんが乗っかると
山本は苦しそうに抵抗をしながら吐いた
山本「イっ、イチちゃん！！」
小「は？、、イチ？」
山本「うん。自慢されてん。」
吉田「へぇ。面食いかと思ってたわ」
山本「澤田先輩もかっこええやん」
吉田「…………」
のんちゃんはボソッと変なことを言った。
小「シゲちゃうんや」
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あかね(プロフ) - とても切なくて読み込んでしまいました。続きお待ちしてます！ (8月6日 4時) (
レス) id: c4678331dc (このIDを非表示/違反報告)
y0shin0(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしております！！ (2022年9月9日 8時) (レス) @page36 id: 6acece1f2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2022年3月6日 18時
