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_〃 ページ29

*【Sigeoka said】






「あぁ、もう」




重「え、なに?!」




「何でもない」







笑ってるのに目を拭うから

彼女のテンションに合わせるしかなくて








「本当はね、同級生にあったの。でもね、皆、口揃えて『可哀想』って言葉ばっかで

ただ、昔みたいに普通に話したかったのに」






重「そう、なんや」






「それに、小瀧くんの事、利用しちゃった。

悲観的に見られたくなくて、その逃げ道が『彼女』って立場だけで。ムキになって……」








Aは下を向いたまま

隠さず本音を訴えた。










「こんなカッコイイ人が私を好きなんだよ?。私の彼氏なんだよ?。

だから、可哀想って思わないで、平等に接してよって。」









Aは足を止めてその場にしゃがみ込んだ。










「あぁあー。やっぱり、行くのやめようかな」





重「え、なんで?」





「だって。」






重「別に悪い事ちゃうと思うけど。自慢すんの」







「自慢、、じゃなくて」







重「自慢やろ?」







「私って最低だよね」






重「せやな。」









彼女の悲観的感情を認めたら

また嬉しそうに笑った









重「次は笑うんや」




「ねぇ」




重「ん?」




「ありがとう、友達でいてくれて」







__………………………。







重「はいはい。ここから全力で走っから、ちゃんと乗ってな」







__……………………………はぁ。

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あかね(プロフ) - とても切なくて読み込んでしまいました。続きお待ちしてます! (8月6日 4時) (レス) id: c4678331dc (このIDを非表示/違反報告)
y0shin0(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしております!! (2022年9月9日 8時) (レス) @page36 id: 6acece1f2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんれもん | 作成日時:2022年3月6日 18時

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