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＿当日 ページ25
*
桐「Aちゃん、ほんまに一人で大丈夫なん？」
「うん。毎回、一人で行ってるから」
祥月命日に東京に行くことにしている。
お墓に行って両親に会ってくる。
だから荷物も簡単で
気持ちだけは重くなる。
もう何年も経ってるはずなのに昨日の事のように、最後に見た両親が思い出される。
新幹線に乗りながら、風景に過去を被せて思いにふける。
＿私は2人の理想になれてるのでしょうか
＿恥のない生き方を送っているでしょうか
＿私だけ笑っていていいのでしょうか
孤独さをそんな自暴自棄に近い皮肉でぶつける。
何故ひとりにしたの？
会いたい……
本当は一人で行きたくなかった。
今の私は、彼らにどんな顔をして会えばいいか分からないほど誇れない生き方をしてるからだ
けれど、誰かに気を遣わせるのも嫌だと
ワガママで意地を張っている
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あかね(プロフ) - とても切なくて読み込んでしまいました。続きお待ちしてます！ (8月6日 4時) (
レス) id: c4678331dc (このIDを非表示/違反報告)
y0shin0(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしております！！ (2022年9月9日 8時) (レス) @page36 id: 6acece1f2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2022年3月6日 18時
