重岡は罪深い男です。

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「んーー、んーーーーーーー、んーーー」

神「なんや、どうした」







文化祭から1週間経ちました。

昼休み、いつも通り咲とご飯を食べている。




ただ、文化祭後の告白に成功した神ちゃんもいる。








吉「あんたは食べへんの？彼氏と一緒に」



「はっ、、、そっか。彼氏、、、か、れ、、し」



神「シゲ、呼ぼか？」



「いいいいいいいい！大丈夫。呼ばんくていい」



吉「なんやっけ、内緒にしてとか言われたんやっけ？」









咲の言葉に黙って頷く。

あの告白から私は意識しまくって、でも、重岡は何も無いかのように振舞っている。





あの時、




重『あ！せや、俺らのこと他のやつに話したらあかんで』



『なんで？咲はええやろ？』



重『んな、、、まぁ、ええか。でも、流星はあかん。』








藤井くんといい、神ちゃんといい、重岡は友達に秘密にしたいことが多い。









吉「でもな、なんだかんだ言って、Aはもう完全にシゲのこと好きやもんな」



「咲だって、神ちゃん大好きやん」



吉「うちはええねん。元々やもん」



神「なんか、照れるわ」



吉「んふふ」



「はいはい、ご勝手に。」









机の上で携帯の画面が光った。

重岡大毅 《挙措》


それだけ送られてきた。なんだ、これ




メッセージ画面と睨めっこするものの、理解ができなかった。

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