＿煙の消し方 ページ28
*
天使が地上の平民と会話をしたいと言った。
天空に来た私の目の前に、天使が私を憎めない鋭い視線を送る
イチちゃんと2人きりの部屋は、少し、、いや、かなり息がしずらかった、
「あ、、の」
イチ「シゲの事どう思ってんの？」
「へ？」
イチ「気持ち知っててあーなの？それとも、ホンマに、何も知らんの？」
「ぇ、、、」
何かと考えるも何も出てこない
むしろ、何も考えることが出来なくなってくる。
イチ「シゲ、小泉さんのこと好きやと思う、、いや、好きやな」
「、、、っえ？！」
イチ「小泉さんは少しも、シゲにそういう感情ない？」
緊張の中から始まったのは
ガールズトークだった。
「やっ優しいとは思う。ただ、」
イチ「他に好きな人でもおんの？」
「そうじゃ、なくて」
イチ「ふーん。私、小泉さんならええと思う。アイツの元カノなんか、最悪やったし」
彼女は
やっぱり、受け答えしずらい表現を使う
イチ「やけど、その気ないんなら、必要以上に近づかんといて。小泉さんなら分かるやろ？」
目の前の彼女はいつものような、天使の笑顔なのに
感じが全く違った
イチ「好きな人から変に期待だけ持たされた後のコト。傷つくのは小泉さんちゃう、周りの人間なんよ」
「そう、、かもね。」
イチ「かもちゃうくて、そーなんよ」
「でも、よくわかんないや。重岡くんは私みたいな人、恋愛対象とはしないと思う」
イチ「なんで」
「重岡くんは優しいけど、多分、、全部同情だと思うから。」
まぁ、それが答えなんだろうな。
神山くんと仲良いのもあるし、私の噂知ってるし
美咲の言葉を借りていえば、あんな人気者が私に手を差し伸べること自体、おかしいんだよ。
「でも、周りが勘違いするのは違うよね。気をつける。」
過去も今も、火のないところに煙をたててるのは、私だ。
なら、次は消さないと。
イチ「前言撤回。小泉さんには、シゲは贅沢すぎる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
な(プロフ) - ご返信ありがとうございます！更新する度に見に来てます笑応援してます(^^) (2021年2月2日 2時) (
レス) id: 45490ea103 (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - なさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新した際には、また是非読んでください！ (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - とても面白いです。お忙しい中だと思いますが更新頑張ってください！ (2020年12月19日 3時) (レス) id: 3d8afbfd34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のんれもん
| 作成日時：2020年12月17日 20時
