＿彼女の本当の姿 ページ13
*【Sigeoka said】
担任からの用が済んで2人が待つ昇降口に向かえば、俺とすれ違った女の子達の噂話が聞こえた
女「エンコウってやばない？」
女「2年やって。」
女「知ってる！最近、小瀧くんに媚び売ってる子やろ？」
彼女達が話す子は
小泉Aだと口にした瞬間
立ち止まって、携帯のあるアプリを開いた。
校内の裏アプリ。
学籍番号で入る仕組みで、生徒しか入れへん。
そんなウザったいシステムが苦手で、でも消すにもイチがハマっとるから消せず
イチが前に
『裏アプリにさ、シゲの彼女の二股情報流れとるよ』
と言ってきた事を思い出した。
それで別れるキッカケになった。
それはほんまの事で
とても見てられへん情報がうじゃうじゃあった。
重「そうやろ、、、」
久々に開いたそこには
2枚写真があり、
Aと顔を隠された男が並んで立っていて、
2枚目には、ふたりがキスしとった。
発言者は匿名でわからへん。
ただ、俺にはわかった。
元カノの時に見せられた投稿に映ってた
イチのアカウント。
アットマーク pig.g
昔ガラケーで使ってたメアドと一緒やったから。
重「誰やねん、この男。」
何となく、疑いもあった。
部屋に行った時に、タバコとライターが無造作に置いてあったから。
ただ、俺には何も言う権利もない。
やから何も無い顔で2人の前に立った。
イチ「遅かったな」
重「雑用も頼まれたんよ」
イチ「ふーん。あ、今日、望と2人で勉強するから。」
情けない事に、イチを攻められへん。
単なる俺の記憶違いなら、友達としても男としても小さいだけやし
重「え？！俺、邪魔なん？！」
イチ「うん。」
重「なんや、小瀧、足掻くの疲れたん？」
小「今日だけ」
重「そう許したら終わりやでぇー。まぁ、イチに襲われんようにな」
イチ「何よ、それ。」
へへっとバカにして笑い、
じゃあと、小走りで先に帰った
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な(プロフ) - ご返信ありがとうございます！更新する度に見に来てます笑応援してます(^^) (2021年2月2日 2時) (
レス) id: 45490ea103 (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - なさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新した際には、また是非読んでください！ (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - とても面白いです。お忙しい中だと思いますが更新頑張ってください！ (2020年12月19日 3時) (レス) id: 3d8afbfd34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2020年12月17日 20時
