_ぬるい ページ14
*
今朝、家に戻ってくれば
ミナコさんが話しているのを無視してお風呂場に向かい頭からシャワーを浴びた。
その間にミナコさんはどこかに行ってしまい、
目に入ったからなのか、何故か手に取り着たワンピース。
ミナコさんからのプレゼント。
私には大人っぽくて、似合わなかった。
ただ、静かすぎた。
だからなのか、時間の感覚が麻痺ってしまい
__ピンポーン
インターホンのベルが聞こえた時に6時近くなのに驚いた。
ぼーっとした頭で確認もせずドアを開ければ
少しだけ息のきれた重岡くんが立っていた。
「どう、したの」
重「それ、、、俺のセリフ」
「あ、、、上がってく?お茶でも出そうか?」
重「いや。俺まで同じ扱いされたないから。」
重岡くんは手に持っていたビニール袋を私に突き出した。
そして、無理やり持たせる
重「駅前のたこ焼き。めっちゃ美味いんよ、やから」
「わざわざ?、、ありがとう」
重「おう。」
今日、初めて頬が緩んた。
重「A」
「ん?」
重「あ、明日。」
「うん。じゃあね」
数歩ここを離れて
直ぐに引き返して来た重岡くん。
「なに?」
半笑いに聞けば
口を微かに尖らせ難しい顔をさせる。
重「いや、、、その。熱いうちに食べや?」
「うん。わかった」
重「ほな、、」
今度は真っ直ぐと去っていく彼。
たこ焼きは熱いと言うより、温かった
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な(プロフ) - ご返信ありがとうございます!更新する度に見に来てます笑応援してます(^^) (2021年2月2日 2時) (レス) id: 45490ea103 (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - なさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新した際には、また是非読んでください! (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - とても面白いです。お忙しい中だと思いますが更新頑張ってください! (2020年12月19日 3時) (レス) id: 3d8afbfd34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんれもん | 作成日時:2020年12月17日 20時