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#70 ページ20

「これは?」







「助けてくれた人に渡しなさいって!」







「そう.......ありがとう」







「うん!」







虎杖「なにそれ?綺麗っすね!」









助けてくれた人に?









初めからこの子が襲われることを見越して誰かが言ったのか?









ただ単に私に渡すため?









よく分からないが笑顔の彼からは悪意は感じられず、それを受け取ると嬉しそうにする









だが









それは









一瞬で









崩れる。









「ピッ」









「は?」









虎杖「なんっ?!」









歪んだんだ









この子の顔が









頭が、ありえない形をして伸びた









意味のわからない突然の事態









だけどそれは更に起こる









【開】









手に持っていた木箱がカタカタと揺れる









即座にやばいと思って手を離そうとするが、それは何故かさっきよりも重さを増していた









その間にもあの男の子は見るに耐えないほどカタチを変えられ、






涙を流して立っていた。









こんなことが出来るのはアイツだけだ









木箱の蓋がひとりでに開くと、見えるのは底知れない真っ暗な闇









それは大きくなって私の身体をスッポリと丸め込もうとしていた。









虎杖「A先輩ッ?!」








「だめ、これに触っちゃ悠仁も危ない」








虎杖「ど、どうすれば?!」








真人「触っても良いんじゃない?

それは禪院A、君のために作られたモノなんだから他の人には効かないと思うよ」







虎杖「!お前...ッ」









なんでここに居る?









原作じゃ、もうとっくに渋谷方面に向かっていたはずで悠仁と接触する予定はなかった









そんな様子が顔に出ていたのか、




真人さんは笑いながら言った。









真人「心配しなくても、俺はすぐここから離れるよ

ただ、ちゃんとソレが発動されるか確認しに来ただけ」








虎杖「クソッ、どうしたら...!!」








「.....」









だんだんとのみこまれる私に悠仁は焦っていくばかり。









それだからだろうか









私は逆に落ち着いていた。

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シア - ナルトの夢小説の最新お願いします! (4月23日 22時) (レス) id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - そろそろ直哉くんと絡むな…うん。恐らくだが。続き楽しみにしております。おすし。更新されたら秒で飛んでいきますので。 (2022年11月8日 2時) (レス) @page42 id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
シナモン - 宿儺多めが良いなぁ。でも、最高ぅぅぅぅぅぅ‼ (2022年11月5日 22時) (レス) @page42 id: f9a1a0a593 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 面白いので頑張ってください (2022年5月18日 17時) (レス) @page42 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
はく(プロフ) - パパ黒の娘が宿儺様に抱っこ…おっふ( ˆᴘˆ ) (2022年2月4日 2時) (レス) @page42 id: 480d828c8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 | 作成日時:2020年12月7日 6時

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