推しは守り助けるもの 伍【鬼滅の刃】

弐佰玖の型 ページ9

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Aside



宇「なっ、本当か！？





って思ったが、Aも結構頻繁に会ってるよな。」





『なんか私が裏切り者みたいじゃないですか…。』




杏「容姿も我々はだいたい把握済みだ！」




カナエ「でもAちゃん以外で会ったことある人が居ないのも事実だし…すごいことよね。」




お「鬼舞辻はね、炭治郎に向けて追手を放っているだよ。


その理由は単なる口封じかもしれないが、私はこれで尻尾を掴めたと確信しているんだ。




そして私は、Aからの意見も聞きたい。


鬼殺隊の最強剣士として、どう考えているのか教えてくれるかな。」




私もこれを知っていた。

きっとこれは私への確認。


あの時私は禰豆子ちゃんを殺せた訳だから、その覚悟がまだあるのかという確認だろう。




『私は、竈門炭治郎くんを信じます。』




実弥 「！！！


オイ、それが鬼殺隊最強剣士の発言かァ？」




『絶対良い方向に転がると思う。』



実「！！！」




小「A。今は巫山戯る場ではないのだ。よく考えろ。相手は鬼だ。人間では無い。人を殺せばもう手遅れだ。」




『わかってるよ…。』



小「……。」




お「ありがとう、A。

皆、わかってくれるかな。」




実「わかりませんお館様…！

人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です。


これまで俺たち鬼殺隊がどれだけの想いで戦い、どれだけの者が犠牲になったか…！！！



…承知できない…。」




実弥が自身の刀を抜き、腕を切る。



お「実弥…。」



実「おい鬼ィ飯の時間だぞ。」



そして日陰に行き、禰豆子ちゃんが箱から出てきた。



『(くっそ可愛い…。)』



まぁここも原作通り、禰豆子ちゃんは耐えた。



偉い！頭撫でて褒めたい！



お「これで禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね。」




実「ｯ……俺の血を耐えても、Aの血は耐えるかわかりません！」





『私…？』

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