推しは守り助けるもの 伍【鬼滅の刃】

弐佰拾伍の型 ページ15

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自分の屋敷に帰り、灯りをつけると台所には食事が。



『美味しそう…。』



今日は三人共(時透,獪岳)居ないのか…

布団が寂しいよ…



因みに今も双子とは一緒に寝ています。


三年も経てば慣れるかと思いきや、全然慣れない。

未だに尊死しそうで怖い。




「ただいま。」




この声は……！！！！




『おかえり。無一郎くん。』







無「A…！任務頑張ったよ。」




こっちに気づくと目がキラキラ光ってる。



可愛いなあもう！！！


ずいっと頭を差し出してくる。


撫でろと……？



『よしよし、よく頑張ったね。』



無「ふふ、ありがとう。


ご飯食べよう、お腹空いた。」



『うん、そうだね。



…いただきます。』




無「いただきます。」




美味……！！！！



そして就寝。




『無一郎くんはね、その血筋をこれからも残してほしい

2人の才能の遺伝は受け継がれるべきだよ』





無「うん、そのつもりだけど。」




『そうだったの…？』





無「僕結婚するし。」




え、結婚すんの！？！？





推しが結婚……？？！！！



嬉しい様で嬉しくないな…


いや駄目だ私！！！推しの幸せを願うんだ！！





『そうだったの……？』





無「そうじゃないの？」




『あれ、無一郎くんは誰と結婚を…』




無「Aしかいないでしょ？他に誰がいる訳？」




『はは、そんな冗談…』




無「……。」





『本気なんだね。』





無「当たり前。




僕ももう年頃だし、一緒に寝てて危険だなとか思わない訳？」





『思わないかなあ。有一郎くんも居るしね。』





無「……じゃあさ、」






『え、ちょ、無一郎くん…？』




ボブっと音を立てて押し倒される。


煎餅布団だからちょっと痛いな…布団新しく買うか…。



いや待てそんなこと考えてる暇じゃない。



私の人生初の床ドンが現在進行形で行われている。



無「これでも何も思わない？








僕が今からAを襲うとしても。


明日任務無いでしょ？なら、大丈夫だよね。」





相変わらず私の任務事情を知ってるのか…



明日任務無いから何をするのか、言わなくてもわかるだろう。



推しからこんなこと言われて冷静になれるオタクは居ない。



『無一郎くん落ち着こう…！』/////




無「落ち着いて無いのはAでしょ。」



スっと腰に手が回る。




『(え、死ぬ……？)っ……！』////

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